原発に代わる太陽光発電システムでエコリフォーム! | リフォームを成功させるポイント from杉並区

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西荻窪の池しんです

石原慎太郎が日本維新の会に合流して新代表になりました。
前・橋下代表が掲げていた「2030年までに原発”0”」という政策は、ひとまず封印されましたが、地球環境問題の見地から考えると、京都議定書の議長国でもある日本は、原発の安全性を討論する以前に、新たな電力発電システムの開発・安定供給を真摯に検討すべきことだと思います。

あまり知られてないようですが、資源エネルギー庁の「エネルギー白書2010」によると、原子力発電によるものは、総発電電力量の29.2%で、石炭、LNG(天然ガス)、石油等の化石燃料により発電している火力はおよそ62% もあります。
そうです、地球温暖化の原因になる温室効果ガスを発生させる火力発電が62%も占めてます。
長い目で見たら、原子力発電より廃止すべき発電システムです。

しかし、原発問題も当然避けては通れない道です。
2つの発電システム足すと総発電電力量の約92%にもなります。
本来は、この92%に対して論ずるべきだと思います。

この92%というのは、ものすごい割合ですが、既存する発電システムの中で、原子力・火力に取って変われるとして、技術的にも、ハードの大量生産性から見ても、最も近いのが「太陽光発電システム」だと思います。

今日、この「太陽光発電システム」の研修会に行って来ました。
 

講師は、昨今紙面を賑わしているシャープの関連会社、シャープアメニティシステムの方です。

国内での住宅用太陽光発電システムの累計設置件数が、今年で100万件に達するそうですが、そのうちの47万件がシャープさんとのことです。
さすが、ソーラーパネルには歴史があるので強いですね。

それにしても、100万件も設置しているとは思いませんでした。
まだまだ高価な太陽光発電システムにも拘らず、100万もの住宅に設置されているという事実は、環境に対して真剣に取り組んでいる意識の高い日本人が多いということに甚く感動しました。
「太陽光発電システム」を導入に対して、補助金が出ることも多少拍車をかけているものとは思いますが、それを差し引いても立派なことですね!

本年度の7月1日から「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」が施行され、「太陽光発電システム」などによる余剰電力を固定価格で、電気事業者(東京電力など)が買い取る制度が始まったのも、ここにきて「太陽光発電システム」の設置需要が延びている要因にもなってます。

来年からITを活用しエネルギーをコントロールするHEMS(ヘムス~home energy management system)が導入されると聞いています。
私もリフォーム業者として、もっと「太陽光発電システム」を勉強して、その普及に役立ちたいと思います。