スレート屋根=アスベストではありません! | リフォームを成功させるポイント from杉並区

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西荻窪の池しんです

先日、リフォームの打合せ中、お客さまと屋根の話しでスレート屋根の話題になったとき、「スレート屋根にはアスベストが含まれていると聞いたけど、大丈夫ですか?」と聞かれました。

今年の5月に東京都中野区で耐震改修工事をした物件があります。
そこで使用されていたスレート屋根にはアスベストが含まれていました。
私も初めて経験したのですが、リフォーム前に屋根に登って屋根の状態を確認した際には、そのスレート屋根にアスベストが含まれていることを気付きませんでした。
工事着工後、屋根の葺き替え(屋根を新しくする工事)のために下見にきた協力業者に、「これはアスベストが含まれているタイプです」と聞かされて、それで解りました。
外観では見分けが付きにくいとのことで、私も大変勉強になりました。

スレート(瓦)屋根は、メーカーにより呼称が異なりますが、「コロニアル」「カラーベスト」という商品名で、原材料が、セメント85%に対してアスベスト(石綿)が15%の割合で混合して作られていました。
しかし、ご存じの通りアスベストが使用出来なくなったので、現在ではアスベストは含まれていません。
今は、アスベストの繊維に変わって、天然パルプやガラス繊維などの無石綿商品ですので安心して使用できます。

現在スレート屋根を使用されているお宅で、築年数が古い場合は、アスベストが含まれている可能性がありますが、何にもしなければ飛散するようなことはありませんのでご安心ください。