基本的にケイタイに電話をかけるのがとてもニガテ。
ケイタイって、相手がどこにいようとお構いなしにかかってしまうし、ものすごく忙しいときだったら、申し訳ないなあ・・と思ってしまう。
特に、こちらから何かお誘いをするとき、相手がものすごく忙しいときで、お誘いも邪険に断られちゃったりしたら、なんだかとっても落ち込む。
自分だって今までに、何度もせっかくのお誘いをお断りすることだってあったし、それは仕方がないことだとわかっている。
でも、電話と言うのは相手の顔が見えないし、ケイタイの声は特に聞き取りづらいので、ネクラな私としては、
「やっぱり迷惑だったかも知れない・・」
などと、あれこれ詮索をしてしまったりするのだ。
その点メールだと、相手が好きな時間に開いてもらえるし、たとえお誘いを断られても、直接相手の声を聴くわけではないので、あまり気持を引きずらないで済む。
ただし、私のように、ケイタイをあまり活用しない人間にとっては、気を回して急いでケイタイに送ってくれたメールでも、何日も開かずに、友人から
「非難ゴーゴー」
のときがたまにあるんだけど・・。
かさねて、pcばかり使っている私にとって、ケイタイのメールは打ちにくい、面倒くさい。
なので、ケイタイにメールをもらっても、pcから打ち直したり、仕方なく返事をするときは
「はい」とか「いいえ」とか
ものすごく単純な言葉しか打てない。
こんなメールしか打てない自分が、ちょっと情けなかったりする。
相手の方にも申し訳ない。
世の中には、軽~くケイタイに電話をくれたり、メールをくれたりする人がいる。
若い子たちは本当に空気みたいにケイタイを扱っている。
私には、そういう身軽さがないんだなあ・・。
要するに、ケイタイを使いこなせていない女なんだな、私って・・。
いえ、コミュニケーションに対して、重量級なのかもしれないな・・。
ケイタイは便利。
でもニガテ。
必需品とは思いながらも、小さなカメラ付き電話を目の前に置いて、ぶつぶつと考える私なのだった。