ここで、そこで、いろんなところで

日々の生活の中で想う、エッセイ未満のことたち


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東北関東大震災が起こって3週間。

被災地の復興の光が少し見えてきた明るいニュースと、いまだに再興のメドが立たず避難をしていらっしゃる方たち。

そして福島の原発事故。

東京の友人は原発から煙が上がったのをニュースで観て、子供を連れて実家の愛知へ急いで車を走らせた。

知人のお嬢さんも子供を連れて里帰りしている。

「名古屋の人たちが普通に過ごしていて気が抜けた」

と言われた。

モノはあるし、電気はつくし、平常と変わらない生活が送れている。


TVから流れる津波や原発のニュースを明るい場所で観ている。

そんなギャップの中、ふと自分の居場所を考える。


観たい映画があったけれど、行く気にならず結局行きそびれた。

展覧会に行っても、どこへも寄り途をせずにそさくさと帰ってくる。


日常生活以外のことをすることが、なんとなく気が引ける。

今、大変な思いをしている方たちに申し訳ないと思う。


今日は、お寺での献花、そしてその花の中でファドのライブがあるため、生け込みのお手伝いに行った。


これが決まった時は、まだ震災はなかったし、最終打ち合わせの時は

「こんな時だからこそ、やりましょう」

という強い決心があった。


その時は、この震災の大きさ、深さがまだまだ観えていなかった。

現在、華やかなことは自粛ムード。


今日の生け込みも正直迷った。

でも、真剣に生けているうちに

「美しいものを心をこめて捧げることも一つの鎮魂になりはしないか」

と思った。


もちろん、まだまだ毎日の食事さえきちんと頂けていない方々がいらっしゃって、花やライブどころではないことも分かっている。

日常生活を送れている人間が甘い、とお叱りを受けるかもしれない。


それでもやっぱり、植物という命と向き合っている人間として、花を生けている時は祈りを捧げたい。



ここで、そこで、いろんなところで



ここで、そこで、いろんなところで


ここで、そこで、いろんなところで

明日は説法があり、翌日は月田秀子さんのライブ。


ライブ当日は作品に手を加え、厳かな舞台になる。


ファドはポルトガルの演歌のようなもの。

ファドの意味は「運命」「宿命」。

そしてサウダージ(郷愁)を歌いあげる。


きっと月田さんのライブも鎮魂歌に近いものになるだろう。


月田さんの歌声と私たちが生けた花で、祈りになれば・・・。


生け込みの帰りの電車は人身事故で、1時間半列車にカンヅメになった。

日常は些細なことで均衡が崩れる。


今を大切にしなくては。

ただただ、今ここにいることに感謝。

こうやって生活させていただいていることにただただ感謝。



写した写真の中にはたくさんたまゆらが写っているものも・・。

慰められた魂があればうれしい。



月田秀子

ファド倶楽部

http://www.fado.jp/










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こんなサイトを紹介していただきました。


http://kizuna311.com/


被害に遭われた方たち。

復興のために懸命に作業をしている方たち。


言葉が見つかりません。


みんなが一日でも早く日常を取り戻せますように。



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青春18きっぷの季節となったので、京都へ。


寒の戻りで米原付近はすっかり雪景色。

JRが止まっちゃったらどうしようとドキドキしたけれど、なんとか無事だった。

ここで、そこで、いろんなところで

はじめての大山崎山荘美術館。



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開催中の展覧会は日高理恵子さんとさわひらきさん。

さわさんの映像は金沢の21世紀美術館で所蔵作品を観てから大好きになった。


民芸の秀逸なコレクションと合わせて観るさわさんの映像はとても不思議。

時間の感覚を見失う。

私の大好きなelsewhereの展示はなんと引き出しの中!

引き出しを開けたらいろんなものが動いていたなんて、楽しいだろうな。


ここの民芸のコレクション、本当に素晴らしい。

キャプションをみなくても、誰の作品か一目で観てわかる。


日高さんの作品は、新館のモネと一緒に展示。

具象なのに抽象。

単色なのに、庭に寝そべって、樹を見上げているような、凛とした中に植物の暖かさを感じる。


植物を生けているとき、

「この枝ぶりの美しさを生かしたい」トカ、

「下から見上げた時の枝の複雑さを表現したい」トカ

思うことがあるのだけれど、日高さんの作品はそれを絵画という手法で表現してくださっているようでうれしい。


庭もお手入れが行きとどいていて、心地よい美術館。

アサヒビールさん、頑張れ。



ところで、関西に住んでいたにも関わらず、山崎は初めてで、しかも、ここが「天下分け目の天王山」だとはじめて知る。

山とわかると山頂に登りたくなるのが私。

ということで、ブーツでハイキングコースの山頂に挑戦。(あまりお薦めはしません)

山頂まで1.2km。

山道は結構きつい。

雪が舞ったり、風が吹いたり。

山はいろんな表情を見せてくれる。

途中、見晴らしのいいところで下界を臨む。

決して高い山ではないけれど、淀川沿いの平野が一望できるこの場所が、天下取りにはとても重要だったことがよくわかる。



ここで、そこで、いろんなところで

山頂には秀吉が掘ったと言われている井戸も残っている。

明智からの毛利への書状が間違って秀吉に届けられなかったら、果たして秀吉が天下を取っていたのだろうか。

いろんな思いが胸をよぎる。


天王山を降りて、京都で一息。

定番のイノダコーヒーで、レモンパイのセット。

ここのレモンパイは昔からずっと変わらない味。

もちろんコーヒはミルクと砂糖を入れて。

で、前回もそうだったけど、禁煙席が満員で喫煙席へ。

禁煙席をもう少し増やしてくれないかな・・。



ここで、そこで、いろんなところで

帰りはもう雪は溶けていたけれど、伊吹山はまだまだしっかり積もっていてた。

冬の名残の雛祭りの一日。


大山崎山荘美術館

http://www.asahibeer-oyamazaki.com/





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