2023年4月22日 エレファントカシマシ アリーナツアー「35th ANNIVERSARY TOUR 2023 YES. I. DO大阪城ホール


3年ぶりのエレカシライブであり、念願の蔦谷さん、そしてミッキーのいるエレカシライブはとても素晴らしかった。この6人のエレカシは私にとって最強だった。

ストリングスチームの皆さんは今回ほぼ通して演奏されていたのだが、過去の新春ライブとは明らかに何かが違っていたと思う。聴いていて心地良かった。これも蔦谷さん効果なのだろうか?
そして蔦谷さんのキーボードや演出は本当に素晴らしかった。
この方の作り出す音の世界が私は好きなのだと思う。

私の席はスタンドCの前から数列目で、ほぼステージ正面だったので、遠いながらも見やすかった。遅れて取ったファミマ先行としては良席だったのではないだろうか。

まずは、オープニング映像でグッとくる。
エレカシの過去の映像がこれでもかと目まぐるしく流れる。
宮本さんの表情の変化が見ていて面白かった。若い頃の尖った表情がだんだん今へと変わっていく。そしてメンバー4人の35年間の貴重な映像を目の当たりにして、あらためてエレカシの歴史を感じたし、来て良かったと早くも思ってしまった。と同時にこの頃を知っていたかったなあとも思った。

映像といえば、後半のどこかでメンバー4人の演奏シーンが縦4分割で同時に表示されたのがとても素敵だった。
4人同時に観れるのって今まであんまりなかったので、また見たいと思った。
(メンバー4分割に弱いわたくしねー笑)

映像といえば、もう一つ、トミのパワードラムから目が離せなかったわたくし。宮本さんのバックにトミが映るとトミばかり観ていたし、画面が切り替わると、もっとトミを映してくれと思っていた。
あと、トミ後方からのカメラワーク映像も好きで見入ってしまった。

映像といえば、メンバー越しに他のメンバーが映るのも好き。
今回はステージの両サイドにモニターあったので、後方席としては表情なんかが見られて非常に助かった。

照明は光がきつく眩しすぎることが何度かあり、目を伏せてしまうほどだった。スタンド席の場所によるのかもしれないが、もう少し優しめでお願いできれば嬉しかったかな。

Sky is blue 
今回の1曲目がこれだったのは新鮮だった。ライブでは初聴き。
普段はあまり聴いていなくても、ライブで聴くとより良いものである。
これを通して全体的に新鮮味のあるライブだったと思う。

選曲とアレンジで雰囲気がガラッと変わる。

ここからは順不同で思い出すままに。
(もしかすると少し間違っているかもしれません。)

悲しみの果て
歌い終わりに「素晴らしい日々」をという感じのことを言っておられたと思う。
大好きな曲。

リッスントゥザミュージック
この曲はしんみりする感じで普段はほとんど聴かないのだが、今回のアレンジは素敵だった。
同じく、「翳りゆく部屋」も。
アレンジでこんなにも曲が変わるのかと驚愕した。

珍奇男
圧巻。宮本さんの曲紹介でわざとこの曲とは思えないような形容をしておられたので、わかってる観客の方々は笑っていたが、私はセトリをあまり見ずに行ったので、どんな曲なんだろう?と思っていたらコレでねー笑
終盤にかけてが本当にかっこよかった。
この6人並びは本当にかっこよすぎる。乙女のトキメキ

アンコール1曲目は宮本さんソロで弾き語り。
最後涙声になっていた。
感受性豊かな方なのだなと思う一方、何かあったのかなとも思ってしまった。
歌いながら泣いてしまうところも含めて素敵だと思えてしまう、それも魅力の一つなのだろう。

朝→ 悪魔メフィスト
これぞ蔦谷さんとの共作であり、今まで私がライブで聴いた中では一番良かった。
本家がやるとこうなるのかと度肝を抜かれた。

yes. I. do
新曲をライブで聴ける醍醐味。
聴けて嬉しかった。

ファイティングマン
第2部のラストの曲。
石君のギターのイントロが聴こえるだけでかなり嬉しく、毎回聴くと元気になれる曲。
この曲でもうすぐ終わるんだなあとも思う。

昔の侍
ストリングスの映える曲。
好きな曲。

これも好きな曲なので聴けて嬉しかった。

待つ男
アンコールのラスト。
この曲で締めるのはかっこよかった。ライブでやっと聴けたのも嬉しい。
さっきまで涙していたとは思わせない歌唱力。

彼女は買い物の帰り道

これも初聴き。優しい雰囲気の歌で好きな曲。


ハナウタ~遠い昔からの物語~

これは30周年全都道府県ツアーの前半以来久しぶりに聴けたので、その頃を少し思い出した。


どこかで、合間に4月の風を少しだけ歌われた。


宮本さんはフード付きコートみたいなので登場されてたのが新鮮だった。花道で上着脱ぎ捨てたり、外したネクタイ首に巻いてみたり、黒の半袖Tシャツの時もあったし、最後はまた上着を着ておられた。


最後の方、花道から降りてはゴロゴロっと上がり、また降りてまた上がるみたいなのを3回くらいされていた。


桜の花、舞い上がる道を

花吹雪が舞っていて綺麗だった。スタンドにも飛んできてほしかったなあ。


風に吹かれて

この曲は2パターンあり、今日はアコースティックバージョンですというような意味のことを言われていたと思う。

これも蔦谷さんのピアノが良かった。素敵な曲でした。


今宵の月だったか、何かの曲の時、ストリングスチームの皆さまが観客と同じように曲に合わせて拳を上に突き上げておられるのが見えて楽しかった。
チームの一体感。

この日の宮本さんは歌詞の間違いが何曲かあったり、歌詞が出てこなくてハミングになる時もあった。普段ならそれでも堂々としているところがよいのだが、今日はなんだか悔しそうな表情をしておられたように感じた。

行くまでは新春ライブなどで何度も聞いている曲が多めなので、またそんな感じかなあくらいに思って参加したが、実際は全く違っていて、想像を遥かに超えるものだったのが驚きだった。
蔦谷さんとまた組んでいただけたら嬉しいと思う。

最後の肩組みお辞儀パフォーマンスはなかったなあ。

3年ぶりの遠征は本当に楽しかった。また行きたいと思う。ニコ

セットリストいただいてきました。
2023/04/22(土) 大阪城ホール セットリスト
01.Sky is blue
02.ドビッシャー男
03.悲しみの果て
04.デーデ
05.星の砂
06.珍奇男
07.昔の侍
08.奴隷天国
09.新しい季節へキミと
10.旅
11.彼女は買い物の帰り道
12.リッスントゥザミュージック
13.風に吹かれて
14.翳りゆく部屋
15.ハナウタ~遠い昔からの物語~
16.今宵の月のように
17.RAINBOW
18.朝
19.悪魔メフィスト
20.風と共に
21.桜の花、舞い上がる道を
22.笑顔の未来へ
23.so many people
24.ズレてる方がいい
25.俺たちの明日
26.yes. I. do
27.ファイティングマン
アンコール
28.涙
29.待つ男