どうもみなさまこんばんは。

 

そらみつでございます。

 

 

なんだかんだ1月過ぎました。

 

今年はこんなことやるぞ!と気合を入れて、そのまま何もやらずに1月がすぎてしまいました。

 

ブログをこまめに更新するという目標もどこへいってしまったのか。

 

 

さてさて、先月のお話しです。

 

月末はかなり雪が降りました。

 

雪が降った後は、野生動物のフィールドサインを探しをするよい機会です。

 

いつも何気なく歩いている用水路にも様々な形の足跡が残されおりました。

 

 

早速一つ発見。

くっきり足跡が残ってますね。

 

こえがずっと続いています。写真中央部の小さな点々ね。

 

 

跡の付き方、足跡の指、肉球の形から類推して、以下の種の足跡だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いてこれ

 

 

これはとっても気になります。

おなじようなタイミングで跡がついていますが、途中で微妙にずれている。

 

類推するに、犬か狸だと思われます。

 

紛らわしいですが、隣に自転車の跡がついています。でも、最初はこの足跡が単独でついていました、私がこの足跡を見ている横で自転車をこいで通過していったので、一本線も映っています。

 

自転車乗りながら犬の散歩ではありません。

 

ちょっとぼやけているけど、上の方は足跡と車輪の跡が重複しているのがわかります。

しかも、車輪のほうが後でついているんです。

 

 

なんだかミステリ小説みたいになってきた。

 

 

この足跡をたどっていきますと、途中で水路敷の縁まで移動して

 

この水路敷を飛び越えたようです。

 

この上の写真をたどっていくと、下の写真の右側下へと続いています。

 

この写真の右側の下から現れて真ん中くらいから、ぴょんと左の水路敷に飛び移りました。

 

 

写真の真ん中ぐらい、左側の水路敷のアップ

 

 

足跡の大きさはこんなもの。

 

わたくしの足は26センチです。

 

でかめ。

 

足跡の並び方から、ネコ、キツネではなさそう。

足跡の形から、アライグマ、ハクビシンではなさそう。

足跡の大きさから、テン、イタチではなさそう。

 

そうなると、タヌキかイヌになってきます。

 

さらに、この足跡を逆にたどっていきまして、どこからスタートしているのか調べてみると。

 

あった。一番最初。

 

これは、樋門の入り口です。(河川と用水路をつないでいる水門)

 

ちょうど発見した足跡を中心として、北側と、南側にそれぞれ別の川が流れており、この水路は両川を連絡しています。(南北の川がそれぞれつながっている共通の水路ということ。水路をたどっていくと、北側、南側どちらの川にも接続されています。)

 

北側の川と水路の入り口からこの足跡がはじまり、南側の川の入り口へと足が続いてる。

 

 

この水路は二つの川を移動するための、野生動物のけもの道的な要素が濃そうですね。

 

なるほど、なるほど。

 

河川敷は野生動物にとっては、けもの道としてよく利用されているといいます。

これらの動物は河川敷を利用していろいろなところへ移動します。

 

この用水路は南北の川とつながっていることから、これを利用して二つの川を行き来しているのではないかと思いました。

 

雪の日は、野生動物の様々な行動を垣間見ることができます。