黄昏の海 瞳に映るあなた
心隠し 静かに砂を見つめる
震える背中 そっと手を添えて
哀しみ色の 涙を拭い続ける
見上げて ほら眩しい海
煌めく風に踊る
せつない過去は そのままに
ここから 始めればいい
あなたの声を聞かせて
涙の意味を教えて
信じて いつも心から
あなたを想っている・・
彷徨いながら 寄り添うふたつの影
涙の欠片 輝く星に変えよう
瞳を閉じ 深く息を吸い込んで
あなたの好きな 潮騒の調べを聴く
感じて ほら優しい声
ためらうことはないの
溢れる想い そのままに
ここから歩けばいい
あなたの声を聞かせて
涙の意味は もう問わない
雲間に一筋の光
心を照らしている・・
流れる波に身を任せ
漂う 木の葉の船
見上げて 朝焼けの空に
見つけた 陽の射す場所
始まる朝に Rising Sun・・

彼はとても孤独な人でした。せつない過去に心閉ざして。
でも、そんな彼が私に少しずつ心開いてゆく月日がとても愛おしくて
私は次第に彼に惹かれていきました。
お互いの心の傷を紡いで行くように支え合い、愛し合った日々・・・
今ではせつない過去の思い出に変わってしまったけれど、
私は今でもあなたを愛しています。
風香・・