園長先生と話した | AOZORA NIKKI

園長先生と話した

今日は、年末にサンタのプレゼントについて意見したことについて、園長先生と直接お話する日だった。

朝、まず担任と今後の食事について(アレルギーとか、朝食の時間とか、母乳についてとか)話す。
だんだん幼児食に移行して行くので、朝食を早めにとってお腹が空くようにして欲しいとか(みんなで一斉に11時に食べるため)、再度アレルギーの指示書を出して欲しいとか、おっぱいは続けますかとか(食が進まないなら止めた方がいいのでは?ということだったが、「そらが自分からバイバイするまで飲ませます。ごはんというより精神的なものなので、今止めるとトラウマになりそうです」と伝えて理解してもらう)。

園長先生との面談は、1時間以上に及んだ。
というか、雑談みたいな感じだったので。
食育について、栄養バランス学の真偽(特に牛乳について)、多分化保育についてなど、伝えたいこともだいたい伝えられた。
また園側の悩み~外国人の親との関わり方とか<園の対応の、いろいろな失敗談など>、いろんな文化や宗教を行事に取り入れる難しさなどから、
バレンタインの対応<母親が勝手に園にチョコを持ってきて配ってしまい、そこでもらえることもらえない子が出来てしまい問題になったので、強く園での受け渡しを禁止したとか>、
子供の体力の低下について<最近顔から転ぶ子が増えて、歯を怪我することが多いらしい。転ぶ時に手が出ないのだ>、
行政のシステムの変化まで様々なこと~も伺うことが出来た。
話したことが多すぎて、書ききれないので、割愛しますが。。。

園は、今年から第三者機関による評価制度を導入するらしく(今までは拒否していたが、園舎建て替え申請等の絡みもあり受けることにしたそう。受けるにあたっていろいろ勉強したら、こういうシステムも井の中の蛙にならずいいのではないかと再認識したとおっしゃっていた)、保護者にも保育園についての改善すべき点やいろいろな意見を出してもらうため、アンケートが配付されるらしい。※まぁ、審査や評価を気にして親受けばかり狙う保育園になっても困るんだけどね。
それだけではなく、いろいろな意見を受けて、それを刺激に、日々の保育や行事の運営にあたって考えたり対応したりしていきたいから、これからも何か意見があれば出して下さいとのことだった。

園にはHPやメーリングリストもあるらしいのだけど、3年前に父母の会中心になって作ったものの、その時のメインメンバーが大分抜けてしまってHPは更新できていないし、メーリングリストも尻すぼみで最近はあまり活発に意見がかわされていないと言うことだった。
うーん、うまい方法はないものかなぁ?
保護者もこの不況でみんな忙しくて、自分のことだけで手一杯なのかなぁ?
(外国人の保護者もなかなか他の保護者と交流できず、疎外感を感じる人も多いらしい。そういう人たちとの絆を深める方法ってないのかな?と思ったり。でも、今のクラスだって、朝同じ時間に会う保護者とは軽く会話はするけど、家を行き来したりはしてないもんなぁ。。。)
と、またいろいろ考えることが増えたのでした。。。

でも、今日いろいろお話できて良かったな。
こんな考え方もあるんです、って少しでも伝えられたかなと思うし、何よりいつも朝の忙しい時間にちょっと会話するぐらいしかできないから、こういうコミュニケーションの場を作れて良かったと思う。
いろんなことを面倒くさがらず、保育園にたいしてだけでなく、行政とかにも必要ならば働きかけて行かなくちゃいけないのかな、と改めて感じた日でした。園長先生からは、その後、またお手紙を頂き、それに対して私がメールしたところ、そちらにもお返事頂けた。食に関することだけでなく、子供にまつわる行政について、私達親世代が考えるべきこと、起こして行かなくてはいけない行動についてもお話することが出来た。先生からは、「自分に、家族に、周りの人に、関心を持ち続けて下さい。人はひとりでは生きて行けない社会的動物であることを認識して、感じたことを、その率直さで発信していって下さい」という言葉を頂いた。頭だけでもんもんと考えるだけではなく、えらそうなことばかり口先で言っているだけではなく、有言実行と言うか、「ちょっと違うんじゃないか?」「こんなふうにも考えられるんじゃないか?」「子供にとって、この環境は失いたくない」そんな思いをきちんと行動で示していける人になりたいなと改めて思った。育児や仕事に忙殺されて、一番大切なこと~子供達によりよい世の中を伝えていくこと~をないがしろにしては行けないよね、と。保育園でもいろいろな問題提起を行政に行っているし、そういったことに敏感になりながら、何ができるか、小さなことでも始めていきたいな、その一歩になるような1年にしたいなと思ったのでした。