人は、色々な面(性質)を持っています。
それは、以下の画像のような多面体によく例えられています。
一つ一つの面がその人のそれぞれの性格だったり、特定の人に向けられた面を表すといわれます。
私はそれを後者の方に考えて、ここでは説明しますね。
例えば・・・・・
仕事での自分。
上司といる時。
同僚といる時。
先輩といる時。
後輩といる時。
取引先といる時。
お客様といる時。
友達といる時の自分。
恋人といる時の自分。
配偶者といる時の自分。
子供といる時の自分。
お年寄りといる時の自分。
見知らぬ人といる時の自分。
好きな有名人と逢った時。
好きではない有名人と逢った時。
好ましい人と会った時。
苦手な人と会った時。
あなたはいつも変らぬあなたでしょうか?
どんな人といても、変わらない同じ面を見せているという人は珍しいと思いますよね。
仕事でも、上司には真面目で頑張る姿勢を見せていても、同僚には弱音を吐く面があるでしょうし、先輩・後輩に見せる面も、また違いますよね。
友達や恋人にだってそうです。
仕事モードで逢ったりなんてしないですよね。
また環境によっても変わる面があります。
そのさまざま面をもつのが、「あなた」という世界に一人しかいない人です。
本質というのは、そのあなたの核になる性質です。
あなたがそれぞれに違う面を見せていても、揺らがないあなたの性質が本質と言われるものです。
そしてそれは、魂といわれるものでもあります。
では、それは何なのかですが・・・・。
相手や環境によって変わる面がある一方で、逆にどんな環境や人でも変わらない性質がありませんか?
それがあなたの本質、あなたの魂(の性格)と言えます。
その本質を問うとても好きな詩があります。
長い詩なのですが、ぜひ読んでいただけたら、そして、自分に問いかけてほしいなと思います。
「 招 待 」
あなたが生活のために何をしているかは、どうでもいいことです。
私は、あなたが何に憧れ、どんな夢に挑戦するのかを知りたいと思います。
あなたが何歳かということも関係のないことです。
あなたが、愛や夢や冒険のためにどれだけ自分を賭けることができるか知りたいのです。
あなたがどの星座の生まれかということもどうでもいいことです。
あなたが本当に深い悲しみを知っているか、人生の裏切りにさらされたことがあるか、それによって傷付くのが怖いばかりに心を閉ざしてしまっていないかを知りたいのです。
あなたが、自分のものであれ、人のものであれ、痛みを無視したり、簡単に片付けたりせずに、それを自分のものとして受け止めているかどうかを知りたいのです。
また、喜びの時は、それが私のものであれ、あなたのものであれ、心から喜び、夢中になって踊り、恍惚感に全身をゆだねることができるかを知りたいのです。
気をつけろとか、現実的になれとか、たいしたことはないさなどと言わずに。
私は、あなたの話すことが本当かどうかには関心がありません。
私は、あなたが自分自身に正直であるためには、他人を失望させることでさえあえてすることができるかどうかを知りたいのです。
たとえ裏切りだと責められても、自分自身の魂を裏切るよりはその非難に耐える方を選ぶことができるかどうかを。
たとえ不実だと言われても、そんな時にあなたがどうするかによって、あなたという人が信頼に値するかどうかを知りたいのです。
私は、あなたが本当の美がわかるかを知りたいのです。
それが見た目に美しく見えない時でも、毎日そこから本当に美しいものを人生に汲み上げることができるかどうかを。
私は、あなたがたとえ失敗しても、それを受け止めてともに生きることができるかどうか、それでも湖の縁に立ち、銀色に輝く満月に向かってイエスと叫ぶことができるかどうかを知りたいのです。
あなたがどこに住んでいるか、どれだけお金があるかはどうでもいいことです。
それよりも、あなたが悲しみと絶望に打ちひしがれどんなに疲れ果てていても、また朝が来れば起き上がり、子供達を食べさせるためにしなければならないことをするかどうかを知りたいのです。
あなたが誰を知っているか、あなたがどうしてここに来たかは関係ありません。
私とともに決してひるまずに炎の只中に立つことができるかどうかが知りたいのです。
あなたがどこで、何を、誰と勉強したかはどうでもいいことです。
私が知りたいのは、皆が見捨ててたった一人になった時、あなたの内側からあなたを支えるものは何かということです。
私はあなたが自分自身としっかり向き合い、その何もない時間の中にいる自分を心から愛しているのかどうかを知りたいと思っているのです。
オライア・マウンテン・ドリーマー
英語バージョンを読みたい方は、こちらをどうぞ。 http://www.oriahmountaindreamer.com/
※なぜかこの方、ネイティブアメリカンの長老という情報が出回っていますが正しくは、オライアは、伝統的なシャーマンとしてのトレーニングを長年受けた後に、1987年にマウンテン・ドリーマーというメディスン・ネームをネイティブアメリカンの長老から頂いた白人女性です。「ドリーム・スター・ロッジ」を設立。ネイティブアメリカンの思想を理解した女性が作った詩ということですね。でも、長老であろうとなかろうと、この詩の真価は変わりませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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