声優の追っかけに疲れた方へ 「声優の追っかけに少しだけ疲れた話」を読んで思うこと

を読んで、いろいろ思うところがあったりなかったり。

自分は、いいな、好きだな、と思ったらガァーーーーっとのめり込んで、ある時ふっと興味がなくなったりするところがあるので、そういう意味でも、のめり込み過ぎない程度にのめり込める
ちょうど良い具合をキープしたいなと思ってコントロールしている部分はある。

ガッとハマってパッと冷めて、次!っていろんなことに目を向けていくことも、ある意味大事なことではあると思うけど。

そんな自分としての推し事に対するスタンス的なものを、誰の参考にもならないだろうけど、書いてみようかなと思った。
数年後見返して、何ヌルいこと言ってんだコイツ、みたいになってたら面白いよね。



簡単に言ってしまうと、次の4つに集約されると思う。
・疲れない
・楽しむ
・運営に踊らされない
・「それだけ」にならない

推し事を続ける秘訣は、他界の原因となることを避けること。
これが全てと言っても過言ではないかもしれない。
とまだ1年そこらの奴が言ってみる。


例えば、全ての情報を網羅しようと思わない。
ラジオ、声優雑誌、インタビュー、写真集、CD、ライブ、イベント、グッズ、アニメ、ゲーム、Etc.
様々な媒体・形態で情報・モノが流れているのはとても嬉しいことだけど、全部を追うには時間もお金も保管スペースも何もかもが足りない。
ならどうするか、プライオリティをつけて取捨選択するしかない。

僕の場合、そこに雨宮要素・密度がどれだけあるかを重要視するので、
単独ライブは行くけど、フェス的なのには、他の出演者次第で変わるけど基本行かない。
(ミューレフェスはLVだけど行った。)
雑誌は買わない、ゲームもやらない、グッズも買わない。
(特集組んでるのは買う時がある。ミリシタは少しやった。
 マギレコはほぼ自動だけど今ストーリーを追っている。ブレードは2本買った。)

写真集は買うけど、ブロマイドやクリアファイルは集めない。

いいな欲しいな、という気持ちは時々沸々とわいてくるけど、そこは一部の例外を除いてきっちり線を引いてしまえば思い悩むことは少ないから気楽なもの。

長く追ってるオタクほど、うまく折り合いをつけてるように見えるので、一度話しを聞いてみるのも面白いかもしれないと思ったりしてる。


また、何の為にやってるかって楽しむ為だから、それはpleasantでないといけないし、ハピネスハッピーじゃないとって話。
不快なこととか雑音とかあったりするかもしれないけど、見なかったことにだってしていいと思う。
お金もらってやってる仕事ならそういうわけにもいかないけど、違うんやし。
公正さも正義も必要ない、自分が良いと思うものだけを見つめていれば。


そして、主体性を持って選択すること。
向こうはビジネスでやってるんだから、そりゃもうあの手この手でこちらの可処分所得を奪いに来るわけだ。
もちろんこちらの懐事情など気にしてないし、出せる人はどんどん出してくれたらいいし、出せない人は出せないなりに限界まで出してくれればそれでいいぐらいの気持ちでしょ。

「推しを養わなければいけない」「箱に空席を作るわけにはいかない」ということをたまに聞く。
その心意気は悪いものとは言わないけれど、僕らの考えることじゃないよなぁと思う。
タレントをいかに売って(自分達も)儲けるかは事務所の責任だから、モノが捌けないとか、場所代ペイしないとかお前らの読みが甘かったんだろがと。
CDの売り上げ枚数と、ライブの動員数が相関しない(想像)のも、一人に何枚も買わせるからでしょ!?と
息の長い活動を考えてるのなら、瞬発力のあるオタクを使い捨てるやり方は良くないことは分かるはず。
とか、こっちが考えることではなくて、自分の意志で分相応の選択をしていきたいと思ってる。


あとは、これだけが生き甲斐みたいになって、イベントが無い時は虚ろな目をして天井を見上げてる、みたいにはなりたくない。
まわりのオタクを見ていても、写真や映画鑑賞、登山、自転車、お絵かき、同人活動、プログラミング、バンド、いろいろな趣味を楽しんでいるなぁと思う。
推し事一本にしてしまうと、そこでストレスを感じることがあると生き辛そうやん?
いろんなことからいろんなものを得て、いろんなとこで発散してバランスとっていくのが、まぁ自分には合ってると思う。