「春眠暁を覚えず」とはよく言ったもので、眠いです。

これは春先の気温差による寒暖差疲労によって体が休息を求めているからです。

眠ければ寝ましょう。

夜の睡眠だけでなく、昼休憩のお昼寝もおすすめです。

でも、仕事をしていたら布団やベッドで寝ることはできません。

デスクに伏せて寝ることが多いのではないでしょうか。

そんなとき「目が覚めたら手や足の一部が痺れていた。おまけに頭も痛い」なんてことがあります。

正座をしたときの痺れのようにすぐに治まるかと思ったら、数日続いて心配になって爽楽に来られる人もいます。

昼寝後に痺れる原因と対策をご説明します。

 

原因は姿勢。

仕事の昼休憩で昼寝をするときは、だいたい椅子の背もたれに体を寄りかからせたり、デスクに伏せて寝ます。

そして、睡眠中は筋肉の緊張が抜けます。

デスクに着いたままの不安定な姿勢だと、体が傾いて一部に体重が集中します。

その集中した部分が偶然にも神経や血管が束になった部分の場合、圧迫されて痺れや頭痛が起きます。

 

もう少し詳しく説明します。

・頭痛の場合。

昼寝をするときに頭が傾いていると、下側の首の血管が圧迫されて血流が低下します。

血流が欲しい脳の血管が拡張するため、頭痛が起きます。

ついでに首も痛くなります。

 

・中指と人さし指が痺れている。

手根管という手首の内側の靱帯が圧迫されて起こります。

手根管の中は体から手に繋がっている血管、神経、腱などの重要な部分が束になっています。

昼寝後の痺れは両手を重ねて手首の上に頭を置くことで、手根管の中の正中(せいちゅう)神経が圧迫されて起きます。

 

・親指と人さし指が痺れていて、手を反らせられない。

机の上に体を横向きに伏せて片腕に頭を乗せると、頭の重みで腕の外側にある橈骨(とうこつ)神経を圧迫して麻痺を起します。

また、上を向いて背もたれに腕をひっかけるように寝ていても、橈骨神経を圧迫する場合があります。

 

・足が痺れる。

足首のアキレス腱の辺りに反対の脚を重ねると、足の重みで足根管(そくこんかん)を圧迫します。

足根管の中は神経や血管が束になっています。

そこを圧迫すると、後脛骨(こうけいこつ)神経が麻痺して足先の裏の感覚が鈍くなります。

 

昼寝後の痺れ対策。

 

目が覚めて痺れや頭痛を感じたら、軽くさすってこわばった筋肉をほぐして血流を良くしてください。

動いているうちに徐々に血流が戻ってくれば、痺れも回復しやすくなります。

筋肉や血管に負担をかける強いストレッチは避けてください。

痺れが数日間続くときは、神経が傷ついているかもしれないので専門医を受診しましょう。

特に異常がなくて痺れていると分かったら整体院爽楽へお越しください。

圧迫された部分の回復を促進する施術をいたします。

 

そして、昼寝後の痺れを繰り返す場合はデスク用の枕で予防しましょう。

椅子にもたれて寝る人には首を固定する枕が、デスクに伏せて寝る人のためには穴の開いた顔をうずめて使う枕があります。

好みの寝方に合わせた枕を選びましょう。

 

この記事を書いた痛みしびれに初回で結果を出す整体院爽楽について詳しくはHPをご覧ください。
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