お茶のお稽古で、突然先生に「教則本よんだことある?」と聞かれました。

一度もない、見たこともない、と答えると、そうよね、昔から習っている人が読んでいるくらいね、とのこと。

一緒に習っている生徒さんは、若い時から習っているベテランの方もいます。

お稽古で濃茶の抹茶の量は先生はいつも一人分茶杓4杯入れるように指導されます。教則本は3杯と書かれているのでその方はいつも❔となっていたようです。先生はその様子をみて、きちんとした量を提示してくださいました。

濃茶一人分の重さは1匁です。???匁って何???約4gです。4gってどのくらい???

何を言われてもピンとこない私です。実際の4gの量を渡されました。思っていたよりかなり多い。実際茶杓ですくうと山盛りに4杯盛ってもまだすこし余るくらい。これを3杯ですくうとなるとかなりてんこ盛りにしなければ無理。ということで先生はいつも4杯と教えていたそうです。

この教室に来て10年近いけれど初めて知りました。そして今までの量はかなり少なかったこともわかりました。ベテランの方もご納得されたようでした。

お茶4gにお湯30ccが基本。数字はわかったものの実際どれくらいの量なのかピンときません。計ったとおりのお茶で点ててみると今までのお湯の量では少なくてうまくできませんでした。難しい。何度も繰り返して覚えていくしかありません。お茶は本当に覚えるというか身に付けなければならないことが多いです。

 

この日は6月最後のお稽古。お菓子はもちろん水無月でした。氷へのあこがれから生まれた和菓子 ―水無月(末富、塩芳軒)[京の和菓子探訪 #1] | 瓜生通信

画像はお借りしました

 

 

 

そしてXのトレンドに氷室まんじゅうが上がっていました。金沢では氷室開きに合わせてこの時期3色のまんじゅうが売られます。懐かしい。食べたい。


もう今年も半分終わり。早いものです。