昨日書いた断捨離についてですが、事後談があります。

私がガンガンと物を整理していくにつれて、その影響を受けたのか、家族が変わったのです。

まず山のような本を所有していた長男。
私も本は、何度も読み返すため、最後まで手を付けられなかったのですが、この息子も同じ性質なのか、毎日アマゾンから何冊も本が届くのに、処分というのを一切しなかった…!

前の家のときは、私が使っていた部屋にまで、彼の本がはみ出してきていたのですが、ある日ダンボール5、6箱に本を詰めて、古本屋に売り払いました。

どうしたんだろう!?

そうこうするうちに、夫が自分の仕事の資料をデジタル化し始めました。
彼の資料も、押入れ半間分くらいあり、かなり場所をとるので、それまでにも何度もデジタル化することを勧めていました。
が、彼はなんだかんだと理屈や言い訳を口にして、片付けることなく、部屋は狭いまま、新居ではスキャナーが床に置きっぱなしで、うわ、運気わるそ〜と常々イヤーな気持ちになっていたのですが…!

ある日突然、オレ、やるわ!
と、資料のデジタル化を始めました。

おおおぉぉ!!

こちらから 断捨離をやれやれ!と言っても、まるで片付けをしなかっまたふたりが、自主的に片付けを始めたのです!

これには驚きました。
このとき学んだのは、

私が変われば、周りも変わる

ということです。
相手にばかり求めず、まず自分からやるべきだったのですね。 

そして、この断捨離を通して気づいた衝撃の事実は、家族で一番、私が物を所有していた…! ということです。
それまで自分は欲のない人間だと思っていたのに、とんでもない強欲だったのです。

灯台下暗し。
この断捨離は、自分を知るよいきっかけになりました。