さいたま国際マラソンレースレポ3 | そらを越えてく〜太陽は友達〜

そらを越えてく〜太陽は友達〜

「夜景が綺麗だよ」
から始めた横浜の夜景を眺めながらのマラソン。
2021年6月母を亡くし同10月に母となる。
新たなステージでまた走り始めます。
PB/10k→43:40 ハーフ/1:32:59 フル/3:15:39

3週間ぶりに筋トレしたら

この世のものとは思えないほど重くて

過去の自分に驚きました。

週1はいこう。まじで。






ハーフを通過してから

 

応援が少なくなり

盛り上がりには欠けるが

ランナーとしては

集中できるエリアで

黙々と走れる(向かい風だけどな)

 

近くにいた女子と抜きつ抜かれつ

風を避けつ避けられつ

 

第二スライドの区間では

少し反対車線が遠いものの

声を掛け合うことができた

 

ちょうどその折り返しのあたりに

ゆうキャンがいて

キャンディちゃんのよく通る声に

元気をもらい

並走してくれたゆうさんには

癒しをもらっている(どの大会でも、応援にこのお二人を見つけると本当に安心する)

 

抜けるような青空と

一緒に撮ってもらった


 

我ながら

この際速い遅いは置いといて

楽しそうでいいよな、って思う

 

遠くに行ってしまったハルキさんの

小さくなった背中を見ながら

男子のスライドで

きくぞーさんとらんな〜さんにも元気をもらう

 

25km通過

23:21

 

「料金所から本気出す。今は抑えて」

と書かれたボードを持ってる方がいて

 

ああ〜また料金所行かなきゃだ、と思い出し

その遠さを思う

 

そこまで脚が持つかなんて

ましてやゴールまでなんて

全く、わからない

 

ただ今は

信じて走るしかない

 

みやみさんのレポにもあったように

この日は遠くに富士山が綺麗に見えて

 

自分が登った日のことを思い出し

来年もまたきっと登るであろうことを思う

 

だけど何の保証もないから

来年の夏もまた

バカみてーにあのてっぺんで(あるいは5合目で)

笑っていられるといいな。

 

30km通過

23:19

 

その富士には大きな力をもらい

また少し大通りから外れて最後のスライドゾーンへ

 

折り返しを過ぎたすぐくらいに

視界に入った甲冑

 

ちょうど真横で視界に入ったので

驚きとともに「エルトさん??」

 

ってもう通り過ぎてるし!

なのにエルトさんはすぐに「そらさん!」と

声をかけてくれたかわいいって言われてませんけど?

 

お会いしたかったので

嬉しくなる

 

大通りへ戻り

32kmくらいで

最後の補給

個人的「最後の手段」的なジェル

メイタンゴールドを

(すげーまずいけど)飲み込み

水で流し込む

 

さらにかけ水をして

気持ちを切り替える

 

ジェルを取ってから

15分くらいしたら効き始めるかな、と

想定してこの場所で飲み

ラストに臨む

 

35km通過

23:27

 

この辺りにチームさいたまの応援団、

と言っていいほどの大人数の応援があり

「そらちゃーーーーん!」と大声援をくれた

黒!

 

このポーズができているのだから

まだ余力はあったのだと思う

 

最後の坂道を目の前に

じわじわと身体がパキッとしてきた

 

「いけるやつだ」

 

陸橋の坂道を登ったら

みやみさんに追いついて

2,3言葉を交わした

 

ちょうど、その辺りからだった

 

「キマった」と思ったのは。

 

たまにしか訪れないが

レース中に

周りの世界から少し離れる感じがして

自分の世界だけになることがあり

 

それって集中できているだけ、なんだろうけど

ちょっと気持ちよくなって

ゾーンに入る、と個人的には思っていて

 

 

「信じるって決めた」シューズに

乗る自分、を信じる。それでこそだ、と

ここでようやく覚悟が決まった

 

この時点では、タイムがどうなるかは分からなくて

20分カットはいけるかな、程度だった(計算w)

 

38k地点で

いける!(ていうか行く!)

 

だけどそこからが試練だった・・・

 





後ろからでも笑ってるのがわかる写真。

チームさいたまありがとうラブ


 




続きますけどいいです?

あとちょっとでゴールですが

時間切れ!