元々お花は好きだけど、仕事も忙しいので自宅に生花を欠かさないというのは難しかった。
だけど赤ちゃんの葬儀を終えてお骨を持ち帰ってからは、極力欠かさずにお花を飾っている。
大きな花瓶ではなく小さな一輪挿しだけど、お店に行ってそのときに一番可愛いと思うお花を1,2輪選んで買ってきて飾る。
赤ちゃんのことを考える時間はどんどん減っていく。
だけど、お花を選ぶ時間、飾る時間、お水を入れ替える時間、その間は誰よりも我が子のことを思う母でいられる気がする。
それもあって、自宅から15分ほど歩いたところにあるお花屋さんに散歩を兼ねてお花を買いに行くのが好きになった。
酷暑の中わざわざ歩いて買いに行かなくても、もっと近場でもお花は手に入るけれど、
歩いている時間も、母になった自分を実感できる気がする。
はたから見ればただの自己満足であって、母として、なんていうのは大げさだろうとわかってるけど。
今日は可愛い薔薇を選びました。
