フリッピングが生まれる前に存在したフリッピングの完成形の釣り | Rord to BEST

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釣りが好きなわけではない
キッカケなんて思い出せない

ただ、バス釣りだけは
自分を表現する数少ない手段であり
人生かなって、そう思ってる


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本場アメリカではフリッパーと呼ばれる人間がいる

一年中フリッピングしかしない文字通りフリップバカ達の事を敬意を評してそう言うわけだが

 

このフリッピングというテクニックはまさにバスフィッシングにおいては必殺と言っても過言ではないテクニックだ

 

もともとバスという魚はシャローフィッシュでありカバーフィッシュだ

当然カバーを狙うフリッピングというテクニックが如何に合理的であるかは語る必要もないだろう

 

 

クランカーはクランクだけ使ってても勝てない

しかし、フリッパーはフリッピングだけしててもなんとかなっちゃう

 

なんていわれるくらいには

フリッピングという技術はバスフィッシングにおいては極めて有効だ

ということだろう

 

 

 

しかしこのフリッピングというテクニック

実は流れ行く時代の中でデチューン?デフォルト?ディジェネレーション?

させられた

いわば退化の産物だというのはご存知だろうか?

 

 

 

フリッピングの生みの親である

ディー・トーマス

 

彼はチュール・ディッピングというテクニックを用いて

トーナメントシーンに旋風を巻き起こす

 

このチュール・ディッピングというテクニックは

30フィートぐらいありそうな延べ竿を使って

葦際などのブッシュ周辺にルアーを『浸ける(ディッピング)』釣りだ

 

動画はちょっと違うかな?

 

例えるならば

意図的かつ恒久的にちょうちん釣りをするような感じだろうか

 

ちょうちん釣りの威力は言わずもがなだろう

それを、確実かつ完璧にこなす可能性を有してるただ唯一のテクニックが

このチュール・ディッピングだ

 

その威力を知ってる人間ならばわかるだろうが

 

 

まさに悪魔的

いや、もう反則と言っていいだろう

 

 

当然当時のトーナメントシーンでもそう言った声が上がった

 

そのためトーナメントのレギュレーションに

 

リールを使わないのは反則

7.6(8.0?)Ft以上の長い竿を使うのは反則

 

というのが追加されてしまった経緯がある

そのレギュレーションは現代も引き継がれている

もっとも、来年からこのレギュレーションが改定されるとの話だが……

 

それでも何とかチュール・ディッピングに近い釣りが出来ないかと

ディー・トーマスが試行錯誤した上で誕生したのが

 

7.6Ftの竿を用いてラインを手で引きだす

ご存知フリッピングというテクニックなのだ

 

 

 

もともとフリッピングというテクニックは

トーナメントシーンに合わせてある意味では退化、ある意味では昇華させた技術であるのだ

 

 

 

 

フリッピングというテクニックをかのチュール・ディッピングというテクニックを基準に考えれば

 

フリッピングに使われる竿というのは長ければ長いほど良いと言う事になる

長さは単純にプレゼンテーションのディスタンスを決定づける

 

そして、フリッピングというのはキャストしてはならない

チュール・ディッピングから受け継ぐ血統は

『浸ける』からこその威力であり、キャストしてしまえばその時点でフリッピングの威力は激減すると言っても過言ではない

もうピッチングの距離感すら駄目

 

 

 

浸ける(ディッピング)からこそ、フリッピングは最強となりえるのだ

 

 

 

 

しかし現代のトーナメントシーンでは8フィートを越える竿を持つことが許されない

来年にはBASSのレギュレーションで10フィートまで延長されるという話があるが

 

それでもメートルになおせば3m程度

あまりに短いのだ

 

ゆえにフリッピングは使える場所が限定されてくる

ある程度カバーがあり、ある程度水に濁りがなければ

3mまで接近することは叶わないだろう

それが、フリッピングという妥協せざるを得なかったテクニックが担った業と言うべきだろうか

 

 

 

 

フリッピングの最も理想的な状況は垂直にルアーを垂らすということ

そのためには長い竿が必要だという事は言わずもがな

 

この状態が最強

 

とにかく竿の長さを稼ぐ為には

グリップは極力短いほうが良い

先重り?上等である

フリッピングは昨今のワーミング界隈のように

繊細な操作性やらなんやらそんなものは必要ないのだ

ディッピングというほぼ無音に近いプレゼンテーションだからこそ

ルアーの操作など軽く上下させることさえ出来れば事足りてしまう

 

ラインを引き出すためにはストリッピングガイドは出来るだけリールから遠いほうがいい

ラインがキャストでばたつくとか知ったことではない

ピッチングもやりたいよなんて色気づいた事なんて考えないほうが幸せになれる

 

リールだってあんなものは糸巻き機以上の機能は必要ない

実際フリッピング専用リールにはドラグもレベルワインダーもついてない

もともとは延べ竿から始まったテクニックなのだ

キャスタビリティとか回転性能とか

んなスタイリッシュな要素はいらないのだ

 

昨今専用タックルはたくさんある

ビッグベイト専用とかベイトフィネス専用とかフロッグ専用とか

 

しかしそのどれとも違う完全に異質な存在なのが

フリッピング専用のタックルなのだ

 

 

フリッピング専用のタックルはフリッピング以外では使えない

 

潰しが効かないとかそんなレベルでなく

もうフリッピングしか本当にできないのだ

ピッチングすら困難だろう

 

ピッチングもしたいキャスティングもしたい

あわよくばパンチングとかフロッグとかビッグベイトもしたい

 

なんて事を言ってる以上

フリッピングというテクニックはその威力を激減させてしまう

 

 

フリッピングタックルに浮気をする余裕など一切ない

他の釣りなど考えない

ゆえにフリッピングは最強となり得るのだ

 

 

 

 

フリッピングは既に生まれる前に完成されていた

それはチュール・ディッピングというテクニックとして継承され続けている

 

その経緯をいつしか人は忘れていき

フリッピングの形は姿を変え意味を変え変貌していく

 

 

 

ヘビーカバーにヘビーなタックルでルアーをぶち込んで魚を引きずり出すような釣りは

あれパンチングって言っていいんじゃないかな

 

フリッピングって

ディッピングの事だと思うわ

 

 

って最近考える

 

 

 

 

 

フリッピングとはいわばスナイピングに近い釣りだろう

 

 

スナイパーにとって最も重要とされるのはなにか?

遠くの的に当てることではなく

如何に気付かれずに近づくか

である

 

まさにフリッピングのそれに近い

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