大好きな自分のプレーでチームを巻き込んだひまり、誰よりもチームを考えてくれた舞子、一人一人を寄り添ってくれた唯花、そんな3人から引退ブログの順番がまわってきました、

国際教養学部国際教養学科4年の本田百香です。



    

今年度のチーム運営に携わっていただいた
監督コーチの皆様


自由にさせてもらいながらも幹部が見落としたミスを必ずカバーしてくださったゆかさん、厳しさの中に優しさがあって、部の規律を守ってくださったむっくさん、一年生の時から常に小さな成長を見つけてくださり一番近いOGとして悩みを聞いてアドバイスをくれたゆかりさんとのんさん、遠い中大事な津田塾戦にお越しくださった武藤さん、練習に一番来てくださって私のことを私よりも信じて下さった大谷さん、

この1年間sfh24の活動を見守ってくださり、本当にありがとうございました。皆様の大きな支えのもとチームとしてたくさん成長することができました。最終戦で必ず一部昇格という結果を出して恩返しできるよう尽力いたします。来年度sfh25もどうぞよろしくお願いいたします。





    

最後の一戦がいよいよ近づいてきました。
自分の引退ブログでは、自分のありのままの言葉でsfhへの思いを綴りたいと思います🫂



部活に入部してからの3年半、私は楽しい思い出が少なく、どちらかというと自分自身と向き合う日々を過ごしてきました。


才能やスポーツ自体の経験が乏しい上に、人よりも遅れたスタートを切った私にとって、他の人より何倍も頑張らないといけないという現実に必死に向き合ってきました。


「ボールに触れば触るほど成長する」その言葉を信じて一人で愚直にボールに触れていましたが、3年の冬頃に生活習慣をひどく乱してしまい、睡眠不足や吐き出してしまうことが増えた頃に腰の疲労骨折で動けなくなり、大学と部活もお休みさせていただきました。


四年生になりようやく試合に出場できるようになったものの、ドロドロした感情をどうにか押し殺して練習し、素直に感謝を感じることができなかったこともありました。



私はこれまで、自分が選手へ転身した選択が正しかったと思えるようになりたくて、必死にホッケーを続けてきたんだと思います。


自分がホッケーに捧げてきた時間や思いがいつか結果として報われたい、その一念で続けてきました。



でもそれ以上に、練習に取り組む中で、試合を重ねていく中で、ホッケーというスポーツの魅力に気づきました。

技術は非常に大切です。しかし、団体競技は個人技を追い求め、さらに息が合っていて互いに補い合うような11人が集まったチームの方が試合での勝率が高いと実感しています。



チームの皆さまが慣れ親しんだ競技ではなく、ホッケー部に入部してくれた理由は、見学の時に感じた雰囲気や練習している姿から感じたチームの一体感だったのではなかったのでしょうか。


11人がパズルのピースようにお互いの強み・弱みを理解し、自然と補う合うことができるチームの形が2、3年しかホッケーに触れたことのない初心者集団が勝利を目指す上では鍵🔑となるポイントです。
その部分を最も理解し、そしてその形を今までの先輩方は構築くれたんだと、私はこの一年を通して気づきました。


勝利は誰か一人の力で、一人の存在で勝ち取れるほど甘くないと思います。




試合の1時間の中でボールを運ぶ人、フォローコースを作る人、カウンターに備える人、押し上げる人、シュートを狙う人、後ろで指示を出す人、ベンチから声援を送る人。もっともっとシンプルに言えば、パスを出す人とそのパスを受け取る人。みんながみんなぶつからずに違う役割を拾い、その責任を担ったから勝ち取った勝利🏆

そしてこれまでの勝利が繋いだのが今回の入れ替え戦です。

私は他人ではなく自分の判断を信じる人だと思っていました。しかし、これまで左セットをする時、確実に繋げられるように動いてくれたCH愛華とどっちのサイドを使うか的確な指示を出してくたFB冬帆の二人の判断をいつも信じていたんだと改めて気づきました。

前には待ってくれてるFWがいてくれて、必ず縦コースを開けてくれようとするLIしほ。

自分と同じ想いを持ってくれたチームのみんながいたからプレーさせてもらえたのだと知りました。


この三年半、人と異なる経験ができ、最終的はフィールドに立てれたこと、自分が憧れていた先輩・同期・後輩たちのように果敢に挑戦できてよかったと思います。

フィールド上でみんなが呼んでくれる声やたくさんの声援を聞けるのは今回で最後。

左は苦しいプレスに負けてしまいなかなかチャンスを作れなかったと思います。
でも数少ないフィールドゴールの中で、ボールは圧倒的に右で持っているにもかかわらず、意図せず流れて始まる左の打ち込みや放り込みがシュートに繋がるプレーだったことが何回もあるんです。
だから私はいつものように自分を信じて・sfh24のみんなを信じて1時間を噛み締めたいと思います。

今回もまた立教となりました。

私はみんなの呼んでくれる「ももかさん!」の声の先にボールを繋げたくて試合は頭が痛くなるほど集中できたから不安や緊張を乗り越えてきました。

最終戦は必ず守って守って、春では成し遂げられなかった無失点を貫いて今期を終えたいと思います。必ず勝利のために貢献したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします🙇‍♀️



最後になりますが、
イエローハートsfh24の皆様イエローハート


1年間一緒に活動してくれて本当にありがとうございました。そして素晴らしいチームメイトに恵まれて、勿体無いくらい素敵な時間を過ごすことができました。





本田百香#29