英文学を学ぶ意義

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近年、大学の英文学科を志望する人が減少しています。

人気のある学科は、国際学科のような、グローバルな
視点を養う科や、総合政策や、経営、経済など、即実社会で
役立つ学問を学べるところのようです。

何故英文学を専攻する人が減ったのか、実際のところは
わかりませんが、近年、アメリカに留学する人が減って、
他のアジア諸国への留学希望者が多い理由が、英語を
母国語にしている国では、聞き取りが出来ないし、会話が
うまくできないので、英語を母国語としていない国に行って
ゆっくり英語で会話したいということも、要因の一つだと
聞いて、正直がっかりしました。

若者の内向性が問題視され、昔のように、海外へ行って
何かを学んでこようという大志を抱かないのはどうかと思う…
というような論調の記事を読みました。

日本が、明治維新以来、ひたすら近代化を目指し、
もう米英に追いつき、先進国の仲間入りをしたので、
イギリスやフランスのような老大国には、もう学ぶべき物がない
と思ってしまっているのかもしれません。

でも、文化や文学は、その価値が変わるものではありませんから、
イギリスの文化や文学を学ぶ意義は、すたれることなく、今も
十分意義あることだと思います。

私は、自分が大学生の時に英文学を学びましたが、この機会に
もう一度、英国史、英文学史を勉強し直して、それを学ぶ意義を
若い世代に少しでも伝えたいと思います。

塾の仕事で、日本文学については、少しはお教えする機会がありますが、
大学生にならない限り、英文学については、学ぶ機会がないと思うのです。
世界史の一環として習う英国史も、ほんのさわり程度だと思いますし。

塾が伝えるべきものは、本当に多岐にわたると思いますので、
私たちも、日々勉強して、少しでも次世代に何かを遺していきたいと
願っています。