● 思春期・反抗期の子どもを、見守るって何?見ているだけでいいの?
こんにちは! 三浦真弓です。
思春期・反抗期の子どもに向かって、
なんだかんだ注意しても、聞いてくれませんねー。
必要なことを伝えたあとは「見守る」ことが大切です。
思春期・反抗期の子どもを、見守るって何?見ているだけでいいの?
とよく聞かれますが、大丈夫です。
ただね、見守るって、じーっと見ているだけではないんですよ。
例えば、防犯カメラってありますよね。
防犯カメラは、ずーっと記録していて、
事件が起きたときに何があったのかを確認します。
そういう見方は「ただ、見てるだけ」であり、
「見守る」ではありません。
わが子がおっちょこちょいなことをしたり、
反抗期でやばそうなことをしているとき、
また、一人で頑張っているときも
じっと見ているんです。
そして、
どこで介入しようかな?
自分一人で解決できそうなら、このままスルーしておこうか。
あー!そこまでするなら、これは親の登場か。
うーん、登場のタイミングを失ったなぁ…
こんなことを感じながら、お子さまの様子を見ているんです。
もしかしたら、
お子さまは平気なのに、
ママの心が折れそうになることもあるかもしれません。
また、
お子さまが歯を食いしばって頑張っているのをみて、
涙がこぼれるかもしれません。
でもでも、見ているんです。
そうして、
子ども自身が、
一人で自分の生活している社会で頑張っている様子を応援するのです。
こういうママ自身の心の動きも含めて「見守る」です。
思春期・反抗期の子育ては、
こうした、びみょうな心の動きも、とても大切だと考えています。
びみょうな心の動きをさせる、いろいろな経験って大切です。
かつて、息子が小学生のとき
ソフトボールの試合がありました。
名古屋市内でクラブチーム的に練習しているところや、
うちの子どもたちが参加しているような
子ども会レベルのチームも一緒に戦いました。
両チーム、毎回得点を重ねる、
打撃の素晴らしい試合だったのですが、負けてしまいました。
ピッチャーをしていた6年生の女の子は、涙ぐんでいました。
打たれたことや負けたことが悔しかったことでしょう。
でも、この「悔しかった」という想いが、
次、何かをしようとしたときの力になると思うんです。
そして、その姿を親が応援して見守っていると言うことは、
親子ともども、力になります。
試合なので、勝った方が嬉しいに決まっています。
勝つために、努力してきた子どもたちもたくさんいます。
でも、負けたとしても、この試合では負けたということだけで、
この先の人生からみると、よい経験になっているはずです。
親が意識して「見守る」ことで、
試合に負けたということも、この先の人生に役立つことでしょう。
見てるだけ~ではない「見守る」を意識して欲しいと思っています。
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