秋田市出身、元早稲田大学スキー部の選手、現在はご自分の会社を経営されている先輩から今日、「きりたんぽ」セットが届きました。3人前なので、今夜と明夜にいただき心身を温めましょう。

 26年前に、ボクが社会常識がなさ過ぎて、その先輩には大変申し訳ないことをしたのですが、今もこうしてお付き合いしていただけることは嬉しい限りです。

 ボクが知っている秋田市出身の男性はその先輩ともう一人の男性と二人だけですが、お二人とも優秀なビジネスパーソンであるばかりではなく、背が高く、人間としての「構えが大きく」、気遣いができ優しく寛容でいつも陽気、だからどこでも大人気者、そして利他の心に溢れた、お隣の県出身の太宰治さんが吉本隆明さんに言った「男とはね、マザーシップ(母艦、母船、母なる船)よ」を地でいくようなとても素敵な方々です。そういう男性になりたいものです。

 そうだなぁ、今回の地震で秋田県でも被害はあったのでしょうねぇ。ボクが秋田県にお邪魔したのは、24年前、ヴェルディ川崎入社前の5月末で、田沢湖、乳頭温泉、男鹿半島、秋田市内、角館などなどにお邪魔しましたが、いい街でしたねー。

 そういえば角館で購入した桜の木で創られた茶葉入れはどこにいったのかなぁ?まあ今の季節なら、やはり乳頭温泉だなぁ。

 とにかく「きりたんぽ鍋」を有難く愉しみますが、ひとりで申し訳ないなぁ。こういう鍋は避難されている方々が今食べたい鍋だよなぁ。そうだなぁ、様々な想いを抱えながら比内鶏のスープを最後の一滴まで飲み干しましょう。先輩、ありがとうございます。