"ノンフリト等級制度"は、加入者の自動車に適用する無事故割引(割増)制度、契約の事故の有無事故の内容に応じて、翌年の継続契約の等級が決定され、その等級によって保険料が割引(割増)されることをいう。


この自動車保険の等級は自動車保険会社との間の情報交換制度によって共有されて引継がされる。

しかし、保険を使用した場合、次年度の等級の扱いは会社によって微妙に異なり、これは規約にも出ていないので比較しにくいのだ。

その保険を使用した場合の翌年度の等級扱いに違いがある"等級保留事故"に注目してみた。



■自動車保険の等級保留の事故は、

保険金の支払いを受ければ一般的に次年度のノンフリト等級(無事故割引)がペナルティとして3等級ダウンする事故の原因に応じて等級がダウンすることなく、"保留中"となり、同じ等級の維持されることがある。これを"評価保留中の事故"という。

格付け保留となる各社共通して次のことがあげられる。

自動車保険のみの適用で、次の原因によるもの
(1)火災または爆発
他物(飛来中または落下のものを除く)との競合の接触などによる火災や爆発は含まれません。
(2)盗難
(3)騒じょうまたは労働争議に伴う暴力行為または破壊行為
(4)台風立っ巻、こう水または高潮
(5)落書きやガラス破損
他物(飛来中または落下のものを除く)との競合の接触などによるガラスの破損には含まれません。
(6)飛来中または落下の他物との衝突

前の各社共通規定しているが、最近の自動車保険の等級保留事故の範囲が会社によって違っている。

その違いは、上記(1)~(6)以外に、"いたずら"による自動車の損害も"評価保留"ゴドゥェヌンジかどうかだ。
分かりやすく言えば、自分の車をいたずらされて破損している車両保険で修理する場合は、"3等級ダウン事故"である会社と"等級保留事故"である会社があるということだ。

"いたずら"は、例えば、駐車中の自動車車が誰かがドアを蹴ってしまった場合と、先の尖ったもので深い傷を起こした場合などが典型である。

自分に全く過失がない"いたずら"で自動車保険を使うようになった場合、3等級ダウンとは、お客様の立場で考えると厳しいで、なかなか理解を得にくかったために、改善されたことある。


■"いたずら"事故の等級の取り扱い

"いたずら"事故で自動車保険のみ請求した場合、次年度の等級の取扱い会社名金額
東京海上日動の評価保留
チューリッヒの3等級ダウン
アクサ損害保険の3等級ダウン
ソニー損害保険の等級の保留
三井ダイレクト3等級ダウン
そんぽ24の評価の保留
SBI損害保険の等級の保留

このように直接の自動車保険ソニー損害そんぽ24、SBI損保、東京海上一同のような"評価保留"としているが、その他の販売自動車保険は、すべて"3等級ダウン"が施されてしまう。

このことは、"重要事項説明書"等に記載されているわけだが、ほとんどの人は保険を比較検討する際に微細なフレーズを読み取ることができないため、この基準の違いに気づかないことが多い。

ダイレクト自動車保険といっても、"東京海上日動と同レベルの補償内容の自動車保険"と"保険料を安く見せるために等級保留事故の範囲を抑制し、自動車保険"にナヌィオイトことが分かる。

車両のいたずら事故は身近な問題であり、車の保険の等級保留事故の範囲の違いは、自動車保険の加入を検討している人には重要なポイントとなる。

順位つけると
東京海上日動=ソニー損保=うんぽ24 = SBI損害保険
>
チューリッヒ=アクサ損害保険=三井ダイレクト

ということになる。