ヨーロッパふたり旅20日目

マドリードから夜行バスに乗ること8時間半で、ポルトガル第二の都市であるポルトへとやってきたカームラです。

ポルト夜行バス明けのこの日しか観光する日がなかったので、ホテルに荷物を置いて、早速ポルト観光へと向かいました。もちろん夜行明けって疲れているのですが、ノリと勢いで観光できるくらいなので、まだ若いですかね↑(←カラダはバキバキです)

まず向かったのは「グレリゴス教会」です。



この教会内部はまあまあ普通かな〜っていう感じですが、塔を登るとご覧のようにポルト街が一望できるスポットとなっています。

ヨーロッパの旧市街の恒例景色である、
「オレンジ色の屋根」が青空に映えますね。

なぜヨーロッパの旧市街の家は「オレンジ色の屋根」ばかりなのかというと、
ヨーロッパの瓦は粘土を成型し焼いているものが多いから、ただ単にどれも焼けた土の色をしているだけ〜と、もう一つは、
景観的に好き勝手に色変えられると困るから、どこも同じ色でお願いします〜」というやつが主な理由らしいです。

まあ結果的に統一されているからこそ、
綺麗な景観として成り立っていて観光地化させているわけなので、ナイスなオレンジ屋根ということでしょう。

グレリゴス教会は5ユーロ!で入れます。



ポルトの街「坂がめっちゃ多い!」です。
しかもただの坂じゃなくて「急!」な方なんです。疲れるやつです。しんどいやつです。

文句を言っても坂は無くなるわけではないので、タラタラと歩き続けます。



街を歩いていると「装飾タイル」を貼り付けた建物を多く見かけます。この装飾タイルは「アズレージョ」というもので、北アフリカのムーア人から伝わり、ポルトガル内の幾つかの建物にはこのような装飾がされているようです。

近くで見ると、建物ごとに色やデザインが異なっています。これはポルトガルならではの景観ですね。


次に向かったのは「サンフランシスコ教会」
こちらは学割が効いて5.5ユーロで入れるのですが、最初は「5.5ユーロかぁ…少し高いな。どうする入る?どうせ暇だし入る?」という暇つぶし感覚で訪れたのですが、入ってみてビックラビックラな教会でした。

めちゃめちゃ装飾が細かい上に、荘厳な雰囲気に圧倒されました(゚∀゚)

カームラ「暇つぶしに入った教会が、こんなにスゴイとかお得感あるよね。」
サラちゃん「この圧倒的な感じ、京都の三十三間堂に似てる。あと天井と柱にある装飾がキャラメルポップコーンとクルミに見える」
カームラ「ギャレットポップコーンっていう少し高めなポップコーンに『キャラメルくるみポップコーン』があるんだけどね、マジそれにしか見えないわ。てかお腹空いたわ。」

という会話をしつつ、サンフランシスコ教会を後にしました。  



川沿いへとやってきました。港にカラフルな建物が良い感じに並んでます。
オランダという風が鬼強い極寒の地から、
ようやく太陽サンサンな国へと南下してきた実感が湧きました。散々お世話になったヒートテックをそろそろバックの奥底に沈めてやろうかな〜と思っているカームラです。(←朝夜は普通に寒いです)


〜橋の途中の景色です〜


右にあるサンルイス1世橋を渡って反対側へとやってきました。
ここでベンチに座りながら、ケルンで買ったハリボーグミでお腹を満たしていました。

カームラ「ポルトの街けっこう良いなぁ。かつては栄えていたけど、今は少し廃れてる感じとか。観光で頑張ってます!っていうのを感じる。」
サラちゃん「やたら坂が多かったり、川沿いに面してたりする感じが長崎に似てるんだよなぁ」
カームラ「オシャレな長崎的なやつかな。」

旅行を多くすると、自分の中の比較対象って旅行数に比例して増えていくので、旅行先で見たものをついつい身近なものに喩えガチになってしまうんです。

オランダの風車村に行った際には、
サラちゃん「長崎のハウステンボスに似てる!」という元も子もない発言をしたりしてましたけど、要はそういうことです。
 
その昔ポルトガルとの交易を唯一行っていたのが、長崎なので、もしかしたら似てる点はあるかもしれませんね。来たこともない遠い場所なのに、どこか懐かしさを感じてしまったポルトの街でした。


ほかの名所しては「サンベルト駅」には、
このようにアズレージョが施してあります。
駅なのに装飾に気合入ってます。


街を入るトラムもこのようにオシャレです。
坂が多くて!川沿いに面していて!路面電車も走っている!3点を踏まえみると、やはり「ポルトは長崎」に似ていますよね。


実はポルトには、もう一つ有名な観光地がありまして、それが「レロ書店」なんです。
なんでも「世界で最も美しい書店」と呼ばれていて、今でも現役の本屋さんとして機能しており、店内が「本屋とは思えない美しさ」と絶賛されています。

「そんなに有名ならカームラも入った??」
答えは「いいえ。入ってません。外観を見ただけです。」

この書店は入るのに5ユーロ取る上に、列に並ばなきゃいけないし、なんか別にそこまでしてわざわざ入らなくてよくないか??となりました(゚∀゚)

せっかく来たんだから行きなよ!!と思う人もいると思いますが、そういう気分の時もあるんです(←ナニソレ)

それ以外のポルトの街並みや教会に満足したカームラだったので、これにてポルト観光は終わりました。

夜行明けの1日しか観光の時間はありませんでしたが、小さい街なので1日でも充分に回れると思います。ただ街中は坂が多いので疲れますが(゚∀゚)


ということで!
カームラ42カ国目!ポルトガル!ポルト!
でしたァー!!!!\(^o^)/\(^o^)/

さて、ポルトガル編は次の都市であるリスボンへと移ります。

ちょうど今バイトの給料日「お!けっこう有休消費されてる!」と喜ぶ一方で、同時にカード請求が来て「あ〜…まあこんなもんかな〜クゥー(゚∀゚)」という2つの感情が湧き上がっているカームラです。

果たして!今回の旅はトータル費用はいくらかってるのでしょうかね?カームラ自身も検討がつかないです。今の時点では検討なんてつけたくないですが(゚∀゚)

それでは!また次回ィー!\(^o^)/