あとがきを書く意味 | 林瀬那 文庫 〜あなたへの物語の世界〜

林瀬那 文庫 〜あなたへの物語の世界〜

作家の林瀬那です。

私が
描いた物語を載せてます。

本棚から本を手にするように
自由に読んで下さい。

よかったら
コメント欄に感想書いてくれると
すごく嬉しいです。

 

 

 

こんにちは
作家の林瀬那です

長い期間
こちらのブログにて
連続で掲載していた小説
「アレス〜爪のない女〜」が
昨日最終回となりました

ご愛読頂き
誠にありがとうございました
この物語は一部を除きフィクションです



未完成なまま掲載した為
「やけに今日は短いじゃないか」
とか
「おーい今日は長いぞ」
とか
「いや同じこと何回も言うね」
とか
「で結局なにが言いたいわけ?」
とか

いろいろと
読みづらい箇所や
物足りない箇所等々
あげればキリがないくらい
多くのご意見や批評あったかと思います
この場をお借りして深くお詫び致します

また
ご愛読下さった皆様の
大切なお時間を
作品を通して共有させて頂いたこと
本当に嬉しく思っていると同時に
心から
深く感謝しております


「アレス〜爪のない女〜」を掲載していた
21日間
私はブログの閲覧アクセス数を見るのが
楽しみでした

アクセス閲覧数0だったこのブログが
沢山の読者さんに見守られ
本当に嬉しい限りです


アレスの小説に関して
この世界中で
私1人しか読者のいなかったことを考えると
こんなに多くの方々に
読んで頂けただなんて
感慨深くて
不思議な感覚です

怖かったけれど
勇気を出して
アレスを手放してよかったと
今は
心から思っています


誰かの反応や
人の顔色をみて書くと
一生自分の作品に
ならないような気がしたので
今回は
書きたいようにやってみました

そんな小説をお読み頂き
本当に
ありがとうございました



前置きはさておき
感謝の意味を込めて
明日から
「アレス〜爪のない女〜」のあとがき
をこちらのブログに
掲載することにします


これも
「今まで
やったことないことにチャレンジする」
ということを
念頭に掲げてのことでして

求められていなくても
私が書きたいので

毎朝8時の掲載を
楽しみにして下さっていた
アレスロスになりそうな
あなたの為に
いや
私自身の為に


明日から
あとがきを
しつこく
次の満月の頃までの期間
朝8時に
掲載しようと
たくらんでおります

つまりは
約1週間ぐらい
あとがきのオンパレードです

あとがきが
本編の1/3もあるかもしれない

そんなクレージーな世界から
愛を込めてお届け致します




なぜ
今回こんなにも
あとがきを書くのか?



私は
今までほとんどの作品について
どういう風に書いたかとか
細かく話したり
書いたりしたことはありません

私が
イベントで直接販売していた
本のあとがきにだけ
書いていました



それは
私なりのこだわりで

作家がごちゃごちゃと
自分の作品について語るのは
美しくないと思っているからです


聞かれてもないのに
余計なことをするなんて
なんと愚かで
ぶざまな姿なんだろう
と思っているからです


余韻に浸りたいのに
その世界を味わっていたいのに
現実をつきつけられるようで
嫌なんです



でも
私は自分が
逆の立場だった時には
制作者の想いを知りたいという
身勝手で
矛盾した性格を持ち合わせており


自分の好きなものや
好きな作品
絵画や彫刻や映画や小説で
その造り手が
どういう想いを込めているのか
知りたいのです

知りたくて調べたりするのです

本編よりも
むしろ
裏側を知りたい
メイキングシーンを見たい

みたいな感じです



以前
何人かの読者さんに
言われたことがあるのですが
私の作品を
「読んでも意味が分からないので
これはなに?と思う
でも説明もないから
置いてきぼりにされたような気持ちになる」


うーんなるほどぅ
私は
全ての想いを
作品の中に込めているけれど
それはやはり
私のひとりよがりの世界に過ぎず

それも伝え方ひとつで
更に
深く伝えることができるのかもしれないぁ
と漠然と思っていたのです



だから
今回はあえて
やったことないことをやってみようと思い

「あとがき」と称して
聞かれてもないことを
語ろうと思います


「アレス〜爪のない女〜」に関しては
初の長編小説で
私としても
色んな要素がありすぎて

本来なら
イベントをして
みんなに直接話したりしたかったのですが
いかんせんこんな時期

インスタライヴとかで
話したりすればいいのかもしれないけれど
私の性に合わなくて

私は
やっぱり作家なので
文字で
言葉で
あなたに伝えたいのです


というわけで
「アレス〜爪のない女〜」
昨日の最終章で
やっと終わったかと
余韻に浸っていたかもしれませんが
少しの淋しさがあったのでしたなら

明日からの
「あとがき」
よかったら読んでみて下さい




終わりは
始まりの始まりです

終わったから
始められます





今日はそんな
あとがきを書く意味についての
お話でした

明日は「小説アレスのあとがき」
「アレスに隠された本当の真実」の巻で
お逢いしましょう



最後まで読んで下さって
ありがとうございました

あなたの大切な
人生の時間を
共有できていること
心から感謝しています

では
またね