こんにちは。

 

昔からですが、好きな物(食べ物や音楽)があると毎日食べ続けたり聞き続けるのが負担にならないです。ちなみに最近の超お気にいりは、お豆と雑穀のホットケーキ*、余りにも好きで2日連続で食べて口の端が切れてしまったカラスの子?状態の園(Sono)です。

 

前回Blackpink(以下BP)のジェニに関し、鼻息荒い記事を書いてしまいやや反省。でもBPのリサの挑戦とその波紋について、最近韓ドラでのお気に入り、ディズニーオリジナルの『ムービング』等書きたい事は山ほどあるのですが、ブログタイトルにもあるエイジレスについて、Apple TV +、『the Supermodels』の感想を含め書きました。

 

 

 

 

 

 このドキュメンタリーは、かつて一世を風靡した4人のスーパーモデルの生い立ちからスーパーモデルになった経緯、その後の人生を描いたもの。

 

各話の説明はあえて省きますが、4人について知らなかったエピソードや感想は下記の通り。

 

リンダ・エヴァンジェリスタ(以下リンダ)


リンダは90年代を代表するモデル、当時のファッションデザイナーやカメラマン達に一番愛された、ファッション業界のミューズのような存在。イタリア系カナダ人の彼女がオーディションを受けながら、トップモデルになり、色々なスキャンダルを引き起こし、今現在は美容整形手術の失敗の後遺症や癌と戦うなど、ドラマチックかつ痛々しい部分も多々あり。

 

今回の番組で初めて知った、彼女の最初の夫が世界有数のモデル事務所代表であり、近年性的暴行で起訴されていた事、(フランスの検察は捜査打ち切り、起訴なし。ファッション業界はフランスの一大産業であるから?)リンダ本人も虐待を受けていたと告白。彼女は夫の行為について知らなかったと言っているものの、あのカレン・マルダーも被害者だったとか、同じ事務所だったシンディとリンダの関係が微妙なのも納得。

 

シンディ・クロフォード(以下シンディ)

 

シンディはアメリカ中西部出身、ヒラリー・クリントンのようなある種の典型的なアメリカ女性。実際的な頑張り屋で倫理観が強く、野心家かつ家庭的なやや古めかしいタイプのよう。彼女は、リンダの元夫のモデル事務所代表に対し、仕事関係者と強調する(番組内では、モデル事務所の“家族的な雰囲気”がやたらに強調される)しっかりもの。

 

大学進学希望でファッション業界に然程憧れていなかった彼女は、モデルでありながら、MTVの司会者、映画出演、リチャード・ギアとの結婚離婚、現在の家庭、娘カイヤもスーパーモデルになど、他の3人とは別に独自の道を歩みました。


ファッションショーやファッションマガジンカバーだけではなく、プレイボーイ誌にも、またアメリカンブランド、ペプシ、メイベリンの顔、更に自身のフィットネスビデオ(持ってた!)を出すなど、他分野でも一番成功した“アメリカン(ドリーム)ガール。

 

クリスティ・ターリントン(以下クリスティ)


クリスティは、父はパイロット、母はキャビンクルー、他の3人よりいくらか恵まれた家庭で育つ。


彼女も有名メゾンのファッションショーやファッション誌のカバーを多々飾りますが、やはりクリスティといえば、カルバンクライン、それも香水“Eternity エタニティ”(勿論私も愛用者)の広告が有名。CKはその後ケイト・モスの存在でイメージが一変、あのジェニー清水から、K-POP スターblackpinkのジェニがCKで今活躍など感慨深いです。


クリスティは現在すっかり定着した、ヨガ、ヨガウエア、オーガニック化粧品を“お洒落でスタイリッシュ”に仕立てた先駆者でもり、NYC大学で学位取得、NGOで人道支援にも励む、素晴らしすぎる生き方”優等生です。(問題児リンダやナオミにも同情的で慈悲深さ。)

 

最後に、ナオミ・キャンベル(以下ナオミ)

 

生真面目なアメリカ女性2人に比べ、リンダやナオミ、特にナオミは未だスキャンダルの渦中にある如き人生を送っています。(同じマイケルでも、ジョージ・マイケルだけでなく、マイケル・ジャクソンのMVに出たのは彼女だけ。)

 

黒人モデルであるナオミがスカウトされ、スターモデルになったのは彼女自身のダンサー出身の独特な動きやパーソナリティに起因。


当時(今もですが)、白人モデル優勢の中での彼女の苦闘と、その彼女の庇護者となったデザイナー達、アズディン・アライア、ジャンニ・ヴェルサーチのエピソードは感動的。


彼女やそれ以前の黒人モデルが道を切り拓いたとはいえ、現在有名ブランドのグローバルアンバサダーになっている黒人はまだ少なく寧ろアジア、特に中国マーケットを意識してかK-POPスターを乱立気味。(ラグジュアリーブランド特に欧州ブランドは保守的で閉鎖的。女性チーフデザイナーの割合も低い、シャネルが70歳で復帰したのは1954年ですが。)

 

未だ現役でランウエイに立ち続ける、ナオミの不屈の精神はやはりリスペクト。(それにしてもケイト・モスもナオミもどうしてロンドンっ子はドラッグ問題が多いのか、人種差別に、上流階級出身モデルが増えた事による階級差別かも。)

 

結論: アンチエイジングではない、ナチュラルで素敵な生き方のクリスティ(顔の皺は良いとして髪型は大事)がどうも凡庸に見えてしまう。


今も第一線で(その為には美容整形施術も必要なのでしょう)活躍し、後輩、アジア人K-POP スターにも気軽に接する、刺激を与えるだけでなく受けもするナオミ(そのシェイプしたボディからもJLOも)こそがやはりエイジレス、というより破天荒な生き方が好き。


 

またしても長くなりましたが、このブログを読んでくださりありがとうございます!

 

 

 

 

 

*牛乳の代わりに、ヨーグルトと水、またはヨーグルトとアーモンドミルク、卵あり卵なし、どのパターンでも“美味“なお豆と雑穀のホットケーキミックス、店舗販売結構限られます。

 

*今読んでも全く古さを感じさせない、時代を先取りしていたような、ケヴィン・オークインのメイク本に当時のスーパーモデル達も多数登場。