自宅で看取ったので、通院していた病院へ行ったのは死亡診断書を受け取りに行ったのが最後。亡くなった日の翌朝。

通院していた病院には、遺族外来はない。あるほうが珍しいのかな。グリーフケアの話は出なかったから、どこまで対応してくれるのかわからない。


グリーフケアは緩和ケアの延長上にあると思う。ずっと通院してきて、これまでの流れを見てきたのだから、遺族の家族のケアもしてくれよと勝手なことを思ってしまう。まぁ…理想論であって、現場は到底無理だろうと想像できる。


もちろん患者の家族、遺族のケアをしてくれるところもある。私たちも主治医にケアが手厚いホスピスがあると教えてもらった。


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介護保険を使い、在宅医療に切り替え、穏やかに静かに過ごそうとしていたが、頻繁に誰かしら来る。人との関わりの多さに驚いた。

ソーシャルワーカーさん、地域の介護保険の担当者、ケアマネさん、福祉用具の方、訪問看護士、先生。

あの時は疲れていて対応するのが面倒だなって思っていたけど…本当に色んな方に支えてもらった。電話するとすぐに駆けつけてもらえて心強かった。ありがたかったなぁ


ただ病から生まれたつながりは

亡くなるとともに、ぷつりと切れるのもグリーフが増す原因のように思える。それだけ病を中心に暮らしてきたのかもしれない。

離れて暮らす私たちの家族には日々の事を頼らずやってきたから、とくに私はより強く思うのかもしれない。