これまた更新が滞りました。。。
結構仕事が忙しくて、気が付いたら9月でした。
これから寒くなっていくの嫌だな…。
今日紹介する本は(今季27冊目)
『日本の教育はダメじゃない』(小松光,ジェルミー・ラプリー/筑摩書房)
本当に日本の教育はダメなのかということに一石を投じている1冊。
基本的に日本の教育について肯定的なスタンスで書かれています。
日本の教育批判についてよく挙げられている通説について、データを用いて考察されており、読みごたえがありました。
個人的には本書で述べられていることに同意します。
日本の教育制度や「授業研究」などの取り組みは素晴らしいですね。
学生時代もさることながら、大人になってからの学力調査でもトップクラスを維持しているのは驚きですね。
また、日本の高い学力の背景に、日本では「才能よりも努力」、欧米では「努力より才能」という信念があるからなのではという意見も非常に印象的でした。
ただ、PISAの調査について、日本人が謙遜している可能性はないですかね??
何はともあれ、教育関係者はもちろん、学生も含め様々な人に読んでほしい良書です。
読みやすいので!
オススメ度:★★★★★