THE PLATTERSONLY YOU (And You Alone)
ONLY YOU~ という印象的な歌い出しのこの歌は、1955年に黒人コーラスグループ、ザ・プラターズ/The Platters によって歌われ大ヒットしたオールディーズのスタンダード中のスタンダードだと言えます。 ビルボード/Billboard 誌の全米ポップチャートでは最高位5位でしたが、R&Bチャートでは7週連続1位を記録したのです。僕が幼いころ、テレビのCMでよく流れていた記憶がありますが、まともにフルコーラス聴いて、歌手名まで知ったのは大人になって英語を教えるようになってからです。
当時のヒット曲の中でも歌詞は簡単な方だと思いますので、下に書かれた歌詞を見て聴いてみてください。
LYRICS![]()
和訳
Only you can (do) make all this world seem right
あなただけが私にこの世が正しいと思わせられる
Only you can (do) make the darkness bright
あなただけが暗闇を明るくできる
Only you and you alone
あなただけ、そう、あなた一人が
Can thrill me like you do
今しているみたいに私をワクワクさせられる
And fill my heart with love for only you
そして私の心をあなただけのための愛で一杯にできる
Only you can (do) make all this change in me
あなただけが私の心を変えられる
For it's true, you are my destiny
あなたが私の運命なのは真実だから
When you hold my hand
あなたが私の手を握ると
I understand the magic that you do
あなたが使う魔法が分かる
You're my dream come true,
あなたは私の夢の実現
My one and only you
私にとって一人しかいない、あなた
Repeat ![]()
歌詞中の (do)は普通は歌詞に記載されていませんが、 make を強調するための do だと考えます。英語の初心者はこれが can't ではないかと疑いがちですので、あえて挿入しました。ついでに do の強調用法にも親しんでください。
何よりもこの歌には make が3回登場しますが、それぞれ文体が違ってますので比べてみましょう。
You can make all this world seem right.
この世界を正しいように思わせる
You can make the darkness bright.
暗闇を明るくしてくれる
You can make all this change in me.
僕の中の全てを変えてくれる
と
は、make の後ろに目的語 補語 が来る第五文型。
のseem は動詞の原形で、文法的には使役動詞 MAKE の補語になっています。
の bright は形容詞なので、普通の使い方。
一方、
は、make の後ろに 前置詞句、in me が来ているので、第三文型になります。前置詞句は目的語や補語としては見なされません。
ただし、
は this を目的語と見て、change を動詞原形の補語だと見ることも可能です。一筋縄では行きません。
'. You can make all this change in me.
僕の中のこれが変わるようにした(これを変えた) this が何を指すのかが不明なので、これはおそらく間違いでしょう。
ただ、学校の英文法は不完全なので、このようなことは日常茶飯事です。それは心得ておきましょうね!
そして、この歌は1970年代にビートルズ/the Beatles のメンバー、リンゴ・スター/Ringo Starr がカバーしてヒットさせました。こちらの動画はプロモーションビデオですが、音声が小さいです。
また、これが John Lennon/ジョン・レノン のプロデュースだったので、John Lennon/ジョン・レノン のボーカルバージョンも存在しています。Ringo/リンゴ のバージョンも最後の方にジョンのコーラスが聞けると思います。
そして、このバージョンを、日本の歌手、寺尾聰がライブでカバーしました。
初回投稿: 2018年3月4日
