日光三山を祀る | 旅の途中で

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毎日が旅の途中です。
日々の暮らしの中から学んだことを掲載させて頂きます。

くもおじいじゃ! 杉並木を歩いておるがじゃ!

尊) 日光らしいね。太陽の光は強く、風は冷たい。まさに日光の自然だね。お坊さんに聞いたとこと、日光は雨が多く、3日と晴れ間は無いということ。この日は最高の観光日より勉強日よりでした。

 

 

く) ここは二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)じゃな!

尊) そうそう、宇都宮の二荒山神社(うたあらやまじんじゃ)と区別して日光二荒山神社と呼ばれているんだ。

 

 

尊) 二荒山神社は日光三山である男体山:古名を「二荒山(ふたらさん)」・女峰山(にょほうさん)・太郎山それぞれに神をあてて祀っている広範囲の神社で、三山のほか日光連山を境内地とし、面積は3,400haにも及び、その神域には華厳滝やいろは坂も含まれてるんだ。

く) そりゃ驚きじゃ!広すぎるのぉ。

 

 

 

 

 

く) こんなに空いていて、天気が良い日は最高じゃのぉ!

尊) 観光客の姿は少ないね。今は緊急事態宣言が発令されているから、もっと少ないと思うよ。

 

く) それにしても二荒山とは変わった名前じゃのぉ?

尊) 観音菩薩が住むとされる「補陀洛山(ふだらくさん)」が訛ったものといわれているんだ。

 

 

く) 大黒様が祀られておるらぁ。

尊) さっき話したように、男体山(二荒山)には大己貴命(おおなむちのみこと)大黒様が祀られ

女峰山には田心姫命(たごりひめのみこと)が祀られ、太郎山には味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)が祀られている

だから、大黒様なんだ。

く) それにしても綺麗な大黒様じゃ。

 

 

く) 大黒様はお金の神様じゃろ、わしも金持ちになれるように頼んでおくれ!

尊) 大黒天様にはモデル存在して、インドで広く信仰されているヒンドゥー教の神、シヴァ神のことなんだ。

日本では大国主命と混同されるけど、大黒様は仏教ヒンドゥー教の神を仏教が用いたもの、大国主命は神道の神様だから間違えないでね。

く) おぅ!