また、夏がくると海で溺れたとニュースが毎日話している。



昔、よく遊びに行っていた仲間がいた。

夏は海、冬はスキー、春秋は旅行や飲み会。

だいたい、その人が、企画して旅館の手配も楽しそうにやってくれた。

仲間内でも、中心的存在だったし、長い付き合いで仲が良かった。

ある夏。やはりその人が企画してシュノーケリングツアーに出掛けた。

その人は何故か前の晩あまり眠れなかったようだし、

少し風邪気味だったようなのだが、

自分も楽しみにしていた旅行だからと、

よく眠れなかったので、

朝も早くから起きてきて支度をしたらしい。


そして、みんなで楽しく泳いで

バーベキューして、後片付けしていた時

少し泳ぎたいと言っていたけれど

風邪気味だし寝不足なんだろうから

やめなよ~と別の友人と一緒に止めたんだけど

ここまできて、あまり泳がないのも寂しいじゃん!

と一人で泳ぎに行こうとしていて

別の友人も、やめなよ~、といったけれど

頑なに泳ぎに行ってしまった。

片付けに時間がかかっていると

ほかの友人が泳いでいたけど、ふとみると

寝不足の彼が変な泳ぎ方をしているんで

近づいてみると溺れていて

慌てて岸に引っ張り上げると

人工呼吸して、いったん意識は戻ったんで救急車呼んで・・・

病院で警察の事情聴取もうけて

自分で話していたけれど

急変して脳出血で帰らぬ人になってしまった。

一緒に行った10人全員が

もう少しちゃんと止めれば良かったと

後悔した。

それから海に行こうと誰も言わなくなり、

だんだん逢わなくなってしまった。

なんで、あんなに泳ぎが達者だったのに

溺れちゃったのか?

しかも海岸近くの背のたつような場所だったのに。

そう思っていた。

それで調べてみると、

こんな場合泳いでは行けないことが判った。

1.風邪気味の場合

鼻腔、耳管、咽喉頭、気道の粘膜に炎症があると耳管から鼓室に水が入りやすい


2.耳鼻咽喉科に疾患のある場合


3.飲酒している場合

お酒に酔うと、神経系統の反応が鈍くなり、

耳管から水が入りやすいとか、

また急性循環不全を生じやすいのだそうだ。


そんな状態のときは水泳をしないこと!!!

結局、体調不良で泳いだりすると、

なにか普通でない状態のときや、

良くないことがあった場合、

そのときにパニック状態になったり、

なんとかして泳ぎ続けようとするために、

うまく呼吸ができずに

溺水による窒息を引き起こしてしまうのだ。


水泳中は口から吸気し、

鼻から呼気を出すように呼吸することが大事らしい。


鼻から水を吸い上げると、耳につうじる管から鼓室に水が入りやすく、

錐体内出血を起こす危険があるのだそうだ。


本当は、鼻栓をするほうがいいらしい。


もし、鼻や口から誤って水を吸ってしまって

気分が悪くなった場合は、直ちに水泳を中止し、

水から出ること!


そのあと、錐体内出血そのものは致命的なものではなく、

めまいが起こるだけで意識がなくなることもないそうだ。


めまいはしばらく続くらしいけれど、10日ほどで出血は吸収され、

めまい・平衡失調は徐々に回復するそうだ。


いくら自分は大丈夫!泳ぎは得意だし!

なんて過信して、体調不良で泳いだりしちゃいけないんだよ!!

水難事故が少しでも減りますように!!!