6代目PCジゼル。

パトリス君があたしのところに戻って来てくれたの。
今日のデートは精霊の木。
嬉しくてしょうがないあたしの言葉に、パトリス君もいつもよりテンション高めに答えてくれた。
あたしはなんだか夢みたいで、夢なら覚めないでいてほしいと思ってた。



一昨日アスター神官の部屋に行った時、ちょっと気まずいことになっちゃったんだよね。
でも一晩考えてやっぱりあたしにはパトリス君しかいないと思ったから、謝ろうとしてアスター神官の部屋に行ったらパトリス君はいなかった。
食事の調達にでも行ったのかと思って市場に行ったら、そこに一般人の服に戻ったパトリス君がいて、あたしは目を疑ってしまった。
びっくりして立ちつくすあたしの視線に気づいたのか、パトリス君が駆け寄って来てあたしの耳元で囁くように言ったの。
「チューしよう。」
夢見心地のあたしはそこが人前であることもまったく気にならず、同じように囁いた。
「いいわ。」
そして、あたしは目を閉じた。


プレイヤーからの補足。

初の神官との恋愛。
まだ勝手がよくわかっていなかったので、いろいろと驚かされました。
後半はほぼ事実です。
妄想を膨らませた短いお話をアップするかも知れません。