秋刀魚フレンチ、及び、やっと気候も秋か | The world of imagination

秋刀魚フレンチ、及び、やっと気候も秋か

ここ3年くらい、ほとんど秋刀魚食えなかったが、今年はどこでも豊漁なので、なじみの店でも2種類の調理をお願いした。冷製と温製とで。

 

サンバーストを見ると写してしまう。

そのような週のお店。

 

ボトルワインは、前回ここに来た際には10年店で熟成されたエグリウーリエのんだけど、また10年近く寝かせた品。

 

アンドレ・クルエ、

アン・ジュール・ド・ミルヌフサンオンズ(PN GC100%)

これまたいい感じでメイラード反応で熟成香うめーーー!

シェフと一緒に飲みました。時間を掛けての広がりもええな。。。

 

出始め(この来訪は9月)の長崎産の栗、ボンデケージュ。

ふわふわ、あつあつ、うまうま!

 

キハダマグロのマリネ、ワサビクリーム。こういう和え物もいつも上手い、旨い。

キスのベニエ。この街の普通の天ぷら屋より確実に美味い。

でた!!秋刀魚の、まずは冷製!

サンマのモザイク、肝のソース!!!

こういう、フレンチなんだからフランス料理の技法が好きなんですよ!身が表なのと皮目なのは、それぞれ調理法が別で、口頭では言ってくれたんだけど記録が。。。

あ~、なくなるの惜しい。。。しかし料理とは、無くなるはかない悦楽、しかしそれは体験型の思い出。。。肝ソースがまたすし屋のそれとは全く違う効果でうま~~

これも素晴らしい魚モノ!

マナガツオ、出来立てのコンフィ! うま~~~!

まあ、美しいし、舌触りなめらか、旨味爆発。。。

 

アトランティック・サーモンのミキュイ。ミキュイ好きなもので。。。

オレッツァの在庫が有るとのことで、当然オーダー。

原爆で吹き飛ばされなかった地区(=路地がたくさんあり、小さな区画の分かれた町がたくさんあり、持ち回りで祭りを成立させることが出来る)の伝統の祭りの宵周りが来たので、窓まで走って撮影。。山車は通り過ぎてた。。。(この日は貸切状態で、店内移動しやすく。。。)

これがまたキターーー!!秋刀魚の、今度は温製。

サンマのロティ、肝のリゾット!!完璧や!

ウマスギ!!

食べ物は、、食べると無くなる。。。何故無くなるのか・・・

 

赤甘鯛のウロコ焼き。赤ってのがまたマイナーでこの店らしい。。。

パリパリ&しっとりで美味しくいただいた。

 

で、メインは、

仔羊の、ランプと舌のアンサンブル。アニョー・ド・レじゃないのに、スッキリしていて美味いという。。。

やはり熱入れの繊細さが良いのだろう。。。

この度も楽しみました!

南国フルーツのソルベ

あと3回。体験は、舌と脳に記憶され、プライスレスな先々の楽しみともなる。

あと3回、大切に。

 

  ★

 

もう、本を買うのはやめよと自分に言い聞かせつつあるが、まだ完全シャットダウンにはしてない。。。すると、サクッと、こう買ってしまう。。まあ左は単なる情報ネタとしてだけど、右は。。。

本屋を巡回していたら、、、

「また」シルヴィア・プラスの「ベル・ジャー」の新訳が出ていた!!!

えーー!「ちょっと前に」前の翻訳出たばかりじゃん!、、、と思ったら、あれから20年経っていた(当然絶版)。下記の真ん中。

大人になると、あっとうまに時が過ぎゆくのを、、、こういう時ほど感じることはない。。。シルヴィアの青年時代の自殺未遂を取り扱ってるが、青春のただなかの人にとっては新訳が確かに必要だろう。。。20年前の日本語では古いだろう。。。

差し当たって、冒頭の一行の翻訳を、原文(上記の写真の左から3冊目)も含めて比較したけど、前回の方が、シルヴィア的な若さを感じるカッ飛ンダ言葉で、今回の方がオーセンティックな感じでした。まあ、また読んでみよう。

 

  ★

 

1945年に日本は四か国に分割統治されかけていたわけだけど(東京と大阪は、都市自体が分割統治。)、

戦争が終わるのは分かっていても、俺様の方がこの列島の帝王だと世界に知らしめるために、

米国は原爆を落として衝撃と畏怖を与え、ソ連はわざわざ玉音放送の「ほぼ後に」日本に侵略を「開始」した。と、いうのはよく知られてますが、

その、割と最新の研究の成果本を、一度放置したんですがまた再度読み始めた。

満州戦線は読み終わった。関東軍及び大本営のグダグダ無能ぶりとソ連兵士及びスターリンの残酷さがもうすごくて。。。

次の章は、千島列島戦線。

 

 

 

今宵はなじみのビストロ予約済なんだけど、別のまだ一回しか行ったことない小さな店に、昨日白トリュフが入荷したことをインスタで挙げていてどーすりゃよいか悩み中(我慢出来たら自分をほめてあげたい)