小さなお店 | The world of imagination

小さなお店

アルロー、ブルゴーニュ、2017。

スモーキーできれいなアロマ、軽快なブル赤。あー、素敵なハッカ、梅、ハイトーン。
うわ、10分で、すごくえろてぃっくな深いうまみの香りが出てきた。これはうまい
あー、うまい。アロマとうまみの合成がいい。バランス素敵。飲んでよかった。追加しよう、上も。
ああ、複雑でいい。赤ワイン煮込みのむせかえる旨味の香り。
ああ、なんてチャーミングなのだろう。

 

  ★

 

クリスタルムの3つの単一畑の2021の2種(マバレルはすでに記事記載済)。

…ちょっと、曲がり角なのかなぁ。。と思えたヴィンテージ。。ピーターマックスは先に出て2021も相変わらずの安定感だったけどフラッグシップのはずの単一畑は。。。

 

ボナファイド、2021.

よき、梅、紫蘇、鉄~。透き通った香り。不要な重みはなくしかし複雑。口の中でもスムース、だがさすがにまだ還元的で、香りは、来るのを待ってるような(舌に感じる味わいは旨味既に出ているから)

二杯目からよくのど越しがきれいになってきた。うめぇ~~~あ~、冷涼で、過剰なビオさもない。ただ、9200円にまで値上がりしたので、この値段ならこの味わいじゃないといかんね、とも思う。値段超えではない。。値段相応。30分、香りもたいへん豊か。

 

キュヴェ・シネマ、2021.

あれ、うすいですね。。。味わいはブル裾的な。このままだと値段が高すぎだけど、さて、どうなるかな。
二杯目でアロマがきれいにひろがってきた。ほっ。酸も開いてくる。おお、旨味がすごく、舌の上とのどに感じてきた~!
しかし、1Hたったが、広がりは薄いかな。本調子のボトルではないのかな。シネマで完璧でない状態に当たったのはお初です。来年のヴィンテージも試しては見るけど、そろそろ10K超えそうだから、そろそろ考え時かもなぁ。

 

  ★

 

小さなお店での、1月と2月の抜粋。まず1月。冬の港を歩いてからお店へ。

突き出し。

仲田さんの泡飲んで。

ボトルは、フランソワ・ド・ニコワイ、ラドワの2017で。なんとこのお店素晴らしいことに、ブショネを抜栓時に検知して、そのボトルは私には出さず、開けなおしてくれた!

テイスティンググラスで確認させてくれまして、確かに、開けなおしてくれた健全なボトルとの差異ははっきりしていて、いい機会ともなった。

キッシュもうめぇ~~。お野菜こんもりもいい。

そして、私的にはこの店のスペシャリテと勝手に思ってる、野菜のプレート!

野菜はすべてのワインの素敵なお供!特にこうして香ばしく焼かれるとたまらんね!

 

コートドガスコーニュ。このお店ではソーヴィニオンブランの方がシャルドネ寄り合う気がする、料理に。

串5本。

アルザスもいい。。

パリパリ!

季節のモンドール、まだ若いけどしみる~~

2月。かつて原爆にはあわなかった界隈のこういうちいさな路地も好き(原爆を食らった側は、区画整理されて大きなまっすぐな道が多くなっている)

この日のボトルは、ジュスタン・ジラルダン、サントネイ、V.V.2019

レバーペーストもおいしいね。とてもうまみが透き通っている。

春の気持ちの予感をさせてくれるロゼのグラスワインもいいねぇ。おかわりしました。

また、野菜プレート。

鳥のたたき。九州だ~!って感じですな。(本場は鹿児島)

おいも~~。こういう、小さなおつまみ系もしっかりしている。

鹿児島的な炭火焼!!!!キャベツのこういう出し方のすきだな!じゅわー!!

で、またモンドールをば。。。

この日は、スプーン2つ分をオーダー。

マールと共に!

愉しみました~。小さなお店ですが土曜日は日にちに余裕をもって予約せねば。

またきます~。定例訪問の店になりそう。

 

 

 

引退まで3年を切ったとたん、時間の進み方が変化してきた。いや、時間の感じ方というのは主観的なものだから、それは当たり前であって、大事なのは、自分がどう感じているかを意識的に把握することだろう。

 

3年を切ったのはついさっきのつもりなのに、もう1Q過ぎた。なのでもう1Q過ぎたら、「あと2年半」である!!行動の準備をそろそろ開始せねば!

 

最近、同世代の去就を識る機会が増えてまして、やはり皆さん、65歳までは転職含めて働くようで。

もちろん、ファイナンスにもそのほうが良いけど僕は引退する。外食も(フルコースフレンチなら)月に一度になるけど引退する。2000冊の蔵書で刺激を楽しむ(多分、計画的に読んでいっても死ぬまでに読み切れないほど)。

日本では60歳での引退はわずか17%とのことで、厳しい国だな。。。と、フランスでの年金受給年齢引き上げへの大規模デモを見ていて、思った。