都心16-3:次の週の余韻、及び美術展
都心滞在の次の土曜日、ルフレーヴのACブルを家飲みしていたのですが、、、
前の3連休に都心から2本の空瓶を持って帰ってましたが、こういう時、澱部分は少し残して保存します。数年たつと色素部分は沈殿して透明になります。
さてこの時、DRCデフォープロシエ06は、ちょっと残しが多めだったので、当時はまだ九州は日中は暑くて、日中30度の室内に1週間放置してましたけど、
ま、ちょっと飲んで減らしておこうかと、ルフレーブと並行して飲んだのでした。
高温にさらされていたので当然すでにヒネていたのですけど、興味深いことに、ゆっくり飲んでいくと、、、なんと!ピュア感が!アロマが!・・・さすがですな。。。
で、その、アンヌクロードさん最後の14のACブル、
最初のアタックから開いている。あの香り。
一口目も、厳しく芳醇なミネラルに満ちた酸で安心の味わい。
1万のカリフォルニアよりすでに構築的であり、0.6万だからむしろ安いということになる。
1万のカリフォルニアよりすでに構築的であり、0.6万だからむしろ安いということになる。
二杯目はもっと広がりが大きい。強いのではなくて、
空気が気持ち良い香りに見ている感じだ。
空気が気持ち良い香りに見ている感じだ。
あー、すごい。のど越しがすごい。じわじわと旨みが広がる。
たいていの重めのシャルドネは、ある程度開くと、どうしても甘みを感じるのですが、、
全然感じない!
強靭!
全然感じない!
強靭!
DRCは
なんとのどに通るときに充実したベリーの味わいを感じていく。
強い。強靭。そして透明感のある香りを残して終わった。
強い。強靭。そして透明感のある香りを残して終わった。
空になったグラスの残りががすごい。スープ、香水、あるまにゃっく。
★
ところでそのルフレーヴですが。。。ラベルがシンプリファイされていたのにも驚きましたが(それは、一杯お持ちのトシさんの記事によるとおかしくないようでほっとしましたが)、
こうして今年家飲みしたルフレーヴのコルクを並べると、、妙なことがわかるかと思います。。。
(2月に札幌で飲んだシュバリエ04は瓶は保管中だがコルク持って帰り忘れた)
一番左の一番でかいのが今回ですが。。。。これだけ、合成コルクなんですよね。。。ラックの正規だし、キャップシールに封止もあるし、、、、どなたか情報お持ちであれば!!
★
さて都心の三連休、フレンチおよび寿司の飲み食いの合間に、美術展行ってきました。内部写真は撮れないからあまり面白い話題はありませんが。。。
カリエール展は、あまりよく知らない作家ではありますが、好きなマチエールです。損保ジャパン美術館(あの、ゴッホのひまわりがあるところね。常設で見ました)でしたが、新宿って、もう十数年ぶりに歩きました。
モード学園てどこでも派手ですな(名古屋校も)
限りなくシャのかかった、幻想の中の思い出のようなセピアの世界は、人が少なかったこともあって、癒しにちょうどよかった。
翌日は、入れるかどうかあまり期待はしていませんでしたが、新国立美にダリ展を。
すし屋で満足して、まず、大江戸線で着いて、地上のチケット売り場で10分の行列。
これは耐えられるなと思い(僕は生涯でもほとんど、行列してません)、それを抜けて、次に建屋内に入りますと、、
うひょ~~、ならんどる~~。数十メートルを往復です。30分待ちとのことなので、まあ、1時間以内なら、と、並びました。先が見えん。
思いのほか進みが早く、入れました。
展示は、だいたいは生涯にわたっての良いアンソロジーになってましたね。子供時代の具象から、晩年の、歴史画の世界まで、よくバランスされてました。
アンダルシアの犬は、人が多くて素通り。
ミーハー的には、ポルトリガロの聖母を、おお~、見たぞ~みたいな。
一点残念だったのは、この時階上ではなんとティツィアーノの大壁画の展示もあったと屋内に入ってからわかったので、
ティツィアーノ大好きな私としては(美人画の系譜としてはアングルかティツィアーノ、というくらい。。)、できれば見に行きたかったですが、
またもや発券を屋外に行きなおしてし直さないといけないとのことで、もはや体力無し(飲んでるからね)、で断念。
その、階上に行くときの映像(右に並んで、左の写真の外の結構先で折り返して、右上で展示場に入る)。みなさんごくろーさん!
さて!この鑑賞を終えて、宿でシャワー浴びて着替えて、銀座の夜ご飯に向かいます。改装後初、全体通しても、ボリーさんがいらした12年前以来の、ロオジエです。
一人客なのに週末のディナーをわずか2か月前にとれたのは、「祝前日の日曜日は実はやっている」の大穴をキャッチできたからです!
アデュー、アンヌ・クロード・ルフレーヴさん。








