希望を与えてくれる男達
これだけ、無味乾燥な経済との格闘に生活が埋没していると、
灰色の音の無い世界が内部を染め上げていると、
同時代に、自由を自ら獲得して生きていく人を見ると、それだけで、
何か、目に見えないけれど、希望の形を、感ずる。。。
そういう記事を、今日、かけてよかった。
四回連続四回目のワールドカップを決めた日本サッカーだけで嬉しかったのに、
(いやー、オカチャンはすごい)
わずか20歳の全盲のピアニスト、辻井伸行さんが、
バン・クライバーン・ピアノ・コンテストに、
日本人初の、優勝。。。
バン・クライバーンさん自身が、伸行さんを抱きしめる。
僕は、中学の頃、ショパンの「別れの歌」を始めて聞いた演奏が、
バン・クライバーンさんのものだった。
柔らかで、華麗な演奏だった。
お母さんの言葉も、お父さんの言葉も、良かった。
伸行さんは、こころが完全に自由だと、感じる笑顔だった。
そういうことも、記録していこう。
僕自身の人生ではないけれど、こう感じたという気持ちは、僕の内部から出たものだから。
