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妄想垂れ流しメモ(仮)

今のところゲームの感想とか考察とか

 もう「創の軌跡」発売まで1週間余り。もはや《C》の考察とかするより、とにかくプレイしたくて仕方ない状態ですw
 それはともかくイシュメルガについての考察が終わったところで、番外でカイエン公(クロワール)について考察してみようと思います。

 ミュゼの叔父、クロワール・ド・カイエンが貴族連合を率いて内戦(「十月戦役」)を起こした真の狙いは、「獅子戦役」で敗れた偽帝オルトロスの隠れた血統がカイエン公爵家であり、《紅き終焉の魔王》テスタ=ロッサを目覚めさせ、オルトロスこそ正統であることを証明し、帝国の権力を握ることでした。
 ただ、そのようにクロワールは弁舌していましたが、実際のところ、その思いは彼一人だけのもので、裏で協力していたヴィータ達も、その真実は知っていても利用するだけのつもりでした。つまるところ、クロワールは思いはあれど、ヴィータ達が動いてくれなければ、自分では何もできませんでした(特に《裏》の事情絡みにおいては。)。おまけに、その狙いは、現皇帝を否定するものであり、正規軍と対立しているとはいえ貴族連合自体は皇帝に反旗を翻す気はなかったわけですから、どのように成し遂げるつもりだったのか、あまりに無謀な計画だったとしか思えません。
 ヴィータたちの思惑もあり、《煌魔城》の復活までは本人の思い通りに進み、その後もヴィータたちが協力してくれるだろうという風に騙されていたというのもあると思うのですが、それにしても過剰な思い込みもあったように思います。

 もっとも、カイエン公爵家に偽帝オルトロスの血脈が受け継がれていた、というのは真実だったのか、少し疑わしい面もあります。
 封印されていた《紅き終焉の魔王》を目覚めさせたのは、結局セドリック皇太子でした。これは、テスタ=ロッサがアルノールの血筋に反応したためだと思うのですが、カイエン公爵家が真にオルトロスの血脈であったのなら、同じ血が流れているわけですからクロワールに反応してもおかしくないと思うのです。
 もちろん、これだけをもってカイエン公爵家が偽帝オルトロスの血脈であることの反証にはなりません。獅子戦役から250年を経ているため、その間にカイエン公爵家に伝わったオルトロスの血も薄まっていたり、逆にセドリックには色濃くアルノールの魔術の血筋が受け継がれていたため、テスタ=ロッサに適性があったのかもしれません。実際、カイエン公爵家にも「異能」ともいえる才能を持つミュゼが生まれているわけですし、単にクロワールにテスタ=ロッサを起動させる資格がなかっただけかもしれません。しかもその点については、クロワール自身も分かっていたので、セドリックを利用したはずです。
 その上でオルトロスの血脈について語っていたわけですから、テスタ=ロッサの起動等とは別に何か根拠があったのだろうとは思います。そうでないと、ヴィータがクロワールに吹き込んだというようなことになってしまいそうなので(もし洗脳に近いような暗示をかけていたのなら、ちょっとあくどすぎてヴィータのキャラと合わない気がします。)。
 ですので、実際に血が受け継がれているかは別として、カイエン公爵家の当主には、その血統にオルトロスの血が流れていることと、併せて何か物証のようなものが伝えられていたのではないかと思います。当然ながら、それは秘匿されるべき情報で、場合によっては四大名門としての地位すら崩れかねないものです。いっそ忘れ去られてしまった方が安全だともいえそうですが、同時に名家としてのカイエン公爵家の拠り所になる何かの真実がそこにあったのかもしれません。
 ただ、クロワールがオルトロスの名にこだわったのは、そういった家に残された真意ではなく、自身が兄(ミュゼの父)の事故の結果として、手にしてしまった当主という座に何かコンプレックスがあったのではないか、と思っています(特に根拠はないですが)。
 そういったコンプレックスもありそうなので、これでクロワールの暴走が、「《呪い》によるものだった。」なら、わりと納得いくところもあるのですが、残念ながら、クロワールについては、本人が愚かだった、という評価がミュゼから下されています。
 実際のところ、「十月戦役」におけるクロワールの立ち位置は、四大名門の一角として、貴族連合を動かす旗印であり、機甲兵の開発などのスポンサーでもあり、《表》では非常に立ち回りの良い中心人物ではありますが、内乱自体、ヴィータたち結社の幻焔計画のために利用されており、それどころか、貴族連合の副官としてその動きを実質的に動かしていたルーファスは鉄血の子どもたちの筆頭で、結局、内乱自体がオズボーンに利用されていたわけです。
 そういう意味では、踊らされていたこと自体は愚かだったとしても、ヴィータたちの計画に必要だったからこそ利用されたのも確かで、用が済んで高をくくってほったらかしてたら暴走されたからって、あんなに風に空気読めない愚か者扱いされるのもいささかかわいそうだと、ちょっと思うのですよね。何しろ、クロワールからしてみれば、散々協力してやったのに、肝心のことは何一つ達成されていないんですから。そりゃブチ切れるのも道理です。振り回されたのはリィンたちも同じですが、ヴィータやクロウに言われる筋合いは本当はないんです。
 そういう意味では、あの《煌魔城》の騎神対決のときに、ヴィータたちは先にクロワールを処分すべきだったのだと思います。もともと利用するだけ利用して舞台を作り上げることだけが目的だったのですから。その業を背負わず、クロワールの執念を甘く見て放置した結果、《紅き終焉の魔王》は暴走し、それを止めるためにクロウは命を落とした。そういうことになるのだと思います(無論、物語上、そうならないとテスタ=ロッサの出番がないわけですけれど)
 もちろん別の面として、ヴィータたちからすれば、そもそも内戦自体、聡明な人物なら起こすような真似はしないという前提で、その上で利用させてもらったわけで、自らの愚かさで地位を失いはするだろうが、命までは取らずに済ませようというつもりだったのではないかと思います。ただ、内戦の動きには、ルーファスも絡んでいるわけですから、実際のところ、どこまでがクロワールの本当の意思で、どこまでが唆されたものなのか、怪しい部分があります。
 結果として、クロワールは内戦の戦犯となり、閃3以降の出番はないまま、バラッド侯爵のように憎めない役柄に収まることもできず、舞台から去ってしまいました。

 なんでまたクロワールのことをここまで書こうとしたかというと、先述したようにリィンたちから文句を言われるのは仕方ないけど、ヴィータたちに文句言われる筋合いはないよね、と閃2のラストのとこで思ったのです。
 特に《煌魔城》の最終決戦で、騎神同士の対決に夢中になりすぎて、クロワールを放置した結果、セドリックを危険にさらしているし、《紅き終焉の魔王》を倒した後も、もう一度同じミスしてるし。リィンたちが甘いのはともかく、ヴィータたちもちょっと気を抜きすぎではないかと。
 つまり、あの終盤の展開が個人的にどうにも気に入らない。とまぁ、そういうことですw

 《帝国の呪い》を解呪するという目的からだとしても、実際のところヴィータが内戦で暗躍してたことはクロワールと同等以上の罪だと思うのですよね。まぁ、利己的な目的ではないし、覚悟のほどが違うのは確かですけれど。(同じ意味で、オズボーンもそういった犠牲が出ることも含めての罪を背負う覚悟があったでしょう。)。その辺は、やっぱり彼女は《蛇の使徒》ってことですよね。
 でも閃3・4でクロワールとちょっと同じような立ち位置のバラッド侯爵は「創の軌跡」でも出てきそうなのに、クロワールはやっぱり出番はなさそうです。もうちょっとミュゼとの絡みとかあってもいいような気もするんですけどねー。(もしかすると、ミュゼの父の事故死に、クロワールが関わってた…という罪があって、扱いがヒドイのかもしれませんけど。軌跡シリーズ関係者の事故死多すぎ問題。)

 そんな脇キャラの妄想的な考察をしている間に、「創の軌跡」発売も本当にもうすぐです。
 問題は、うちのPS4のある部屋にはクーラーがないことです。この暑さどうにかなりませんか?w おかげで「零の軌跡改」もう終盤なのにプレイが止まってます!
 ディスプレイは小さくなるけど、クーラーのある部屋に動かすかなー。