米国映画「スケアクロウ」 | ソンブーンのブログ

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2026年5月23日(土)

 

映画専門チャンネルのムービープラスで放映を録画しておいて観ました。

1973年の米ドラマ映画。ジュリー・シャッツバーグ監督。ジーン・ハックマンとアル・パチーノ主演。他にアン・ウエッジウッド、ドロシー・トリスタン等出演。

僕の好きなバディ映画であり、ロードムービーでもありました。人間らしさの感じられる、良き時代のアメリカが描かれていました。第26回カンヌ国際映画祭のグランプリ受賞。

僕の評価は5点満点で3.9です。

 

作品紹介(映画コムより)

アル・パチーノとジーン・ハックマンが共演し、ヒッチハイクでアメリカを旅する2人の男の友情を描いたアメリカン・ニューシネマの名作。南カリフォルニアの人里離れた路上で出会った短気な男マックスと陽気な青年ライオン。6年の刑期を終えて出所したばかりのマックスは洗車店を始めるべくピッツバーグへ、5年間の船乗り生活を終えたライオンは一度も会ったことのない我が子に会うためデトロイトを目指していた。正反対な性格の2人は出会ってすぐに意気投合し、一緒に行動することになるが……。監督は「哀しみの街かど」のジェリー・シャッツバーグ。1973年・第26回カンヌ国際映画祭で最高賞にあたるグランプリを受賞した。

 

ストーリー(ウィキペディアより)

暴行傷害服役し、6年間の刑期を終えたばかりのマックスと、5年越しの船乗り生活から足を洗ったライアンが、南カリフォルニアの荒れ地でヒッチハイクを始める所から物語は始まる。人懐っこくこちらを笑わせようとしてくるライアンを無視していたマックスだが、ライターが燃料切れを起こし、ライアンが最後に残ったマッチを出してくれたことで心を開き、意気投合する。

喧嘩っ早い上に神経質で、異様に厚着をしたりブーツを枕の下に敷いて寝る奇行を持つマックスは「裏切れば殺す」と脅しながらも、ピッツバーグで開業しようと考えている洗車屋の相棒にライアンを指名し、彼を「ライオン」と呼ぶようになる。ライオンはその提案に乗りつつ、妻に再会して一度も会ったことが無い自分の子供にプレゼントを渡すため、デトロイトを経由することを条件に付ける。二人はアルバイトを繰り返して路銀を稼ぎつつ、時には貨物列車への無賃乗車も織り交ぜ、旅を続けていく。途中立ち寄ったダイナーで、ライオンは案山子の話を持ち出す。マックスは「カラスをスケア(脅かす)から案山子だろう」というが、ライオンは「カラスはおかしな格好のかかしを見て笑い転げて、この畑の持ち主はいい人だ、だから荒らさずにおこうと思うのさ」と語る。

デンバーに着いた2人は、廃品回収業を営むマックスの妹・コーリーの家に寄る。コーリーの友人フレンチーとマックスはいい関係になるが、意固地なマックスはピッツバーグで開業すると決めて譲らず、デンバーに長居する気はなかった。コーリーから兄の面倒を見るように頼まれたライオンは、コーリーへの餞別に財布を万引きしようとするマックスの企てを穏便に阻止する。二人の出立前夜、バーで宴を始めた一同は、ライオンの音頭取りで他の客も含めたどんちゃん騒ぎを起こすが、フレンチーの男友達とマックスが喧嘩を起こし、マックスとライオンは逮捕されてしまう。

刑務農場で一か月の勤労を強いられた二人。我慢ならないマックスは自分の責任を棚に上げてライオンと絶交するが、その様子を見た牢名主のライリーはライオンを厚遇し、マックスを家畜世話係に送る。だがライリーの真意はライオンを手籠めにすることにあり、襲われたライオンは重症を負いながらもなんとか逃亡する。事を知ったマックスは、懲罰として家畜世話係に送られてきたライリーを叩きのめす。

出所した二人は旅を再開するが、ライオンからは以前の人懐っこさが失われ、生来の繊細な性格が表出するようになっていた。食堂でマックスがまたも他の客とトラブルを起こすが、ライオンはいつものように仲裁に入らず、店を出ようとする。マックスは咄嗟に、音楽に合わせて服を脱いでいくストリップの真似事をして周囲の笑いを取り、場を収める。それは以前、ライオンがマックスに語った案山子の姿そのものであった。

デトロイトに着いたライオンは、理髪店と教会に寄ったあと、公衆電話から妻のアニーに電話をする。しかし2年前に再婚したアニーはライオンを拒絶し、子供の性別を尋ねられると「子どもは流産し、洗礼も受けていない」と嘘をついた。衝撃のあまり電話を切ってしまったライオンは、マックスには嬉しそうな様子を取り繕いつつ「今更会うのも申し訳ない」と、プレゼントをその場に置いて立ち去る。その後二人は公園の噴水前で休憩するが、地元の子供たちと遊んでいたライオンは、突然子供の一人を抱えて噴水の中に入り、「洗礼をするんだ!」と叫ぶ。

病院に担ぎ込まれたライオンは重度の精神病と診断され、催眠薬を投与された。マックスは眠り続けるライオンに「お前の面倒は俺が見る」と語り、ピッツバーグの銀行に預けている洗車屋の開業資金を引き出すため、一人で駅に向かう。常に大事にしていたブーツの靴底から、へそくりの10ドル紙幣を取り出してピッツバーグ行きの往復切符を買った後、靴底を何度も打ち付けて元に戻そうとしているマックスの姿を映し、物語は幕を下ろす。