一昨日、座板と背板の丁度良い物が見つからず、中断していたのですが・・・。
ありました、見つけました。
資材置場の奥の方にありました。
以前建具屋さんから譲ってもらった同じ素材の柿の木です。
やはり、この材も前回と同じで反り、ねじれがひどく加工に苦労しました。
やっとの思いで出来たのがこれです。
当初、予定になかった縁(へり)も残し自然っぽく仕上げてみました。
板の所に黒い筋が見えておりますが、これは亀裂ではなく、かきの非常に価値のある部分で、これが大きければ大きい程、黒柿と言って高価なものになるそうです。
まぁ、一応これも黒柿でしょうがこの程度では・・・どうもねぇ。
そんなことは、どうでも良いのですが、今回は塗装はせず、自然の変色を楽しみます。
おもしろいのは、柿木って時間と共にだんだん色が濃くなり風合いが増してくるのです。 これも、一つの楽しみですよね。
大きさは・・・? 左が普通の椅子、大きさを比べると小ささが分かります。
この素材で沢山は作れませんが、素材を変えて加工し易いものだと、量産?(沢山)できます。 ・・・希望があればですが。