スティーブ・ジョブズ最期の言葉、
 
2017年2月現在、
未だに感動の話として、
 
 
ネット上に出回っています。
 
 
 
こういうものに、「おかしい」
と感じられるセンスを養うことも 
 
私が今後お伝えしていきたいことの一つです。
 
 
 
2015年に
Facebookで書いた記事です。
 
 
以下読んでみてくださいね。 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
【スティブ・ジョブズ最後の言葉?
   一杯のかけそばが、お好きでしたか?】
 

感動する、ということで
シェア、拡散されているいい話に、

どこか違和感を感じることがあります。
 

私から見るとその物語にどこか
整合性が感じられないのです。
 

今ここFacebookで出回っている
スティーブ・ジョブズ最期の言葉
もまたそんなもののひとつでした。
 

(最後に添付してあります)
 

その文章で見るジョブズは、
これまで私が
読んだり聞いたりして来た彼と
ちょっと違っていたから。
 

例えばこの文章の中で彼は
 

「富」(Wealth)
 

と云うことばを何度か
使っていますが、
 

私は彼が彼自身を
「富」(Wealth)を追い求めた人、
だという自己認識をしている、
 

とはどう考えても思えなかったから。
 

また、この文章の中にある
自分の生き方を後悔しているかのような

感覚がこれまで伝えられて来た
彼とあまりに違うと感じられたから。
  

それにジョブズが亡くなったのは
2011年のはず。
 

これまで彼の名言は
あちこちで沢山扱われて来たのに、
 

今日までこれについては
聞いたことのなかったことにも
違和感を覚えました。
 

 
「ソース」(情報源)
はどこなんだろう?
 

私はすぐにググってみました。
(グーグルがいつも本当のことを
教えてくれるとは限りませんが。) 

すると、
 

Conspiracy Club(陰謀クラブ)
と云う

作り話系陰謀論などを紹介している
サイトに行き当たりました。
 

英語ではそれ以外には
でて来ません。
 

それから日本語でこの
ジョブズ最期の言葉を扱っている
サイトの出展は facebook.com
となっていました。
  

「ああ、やっぱり」
 

更にググると、
2011年に報道されていた

本物の(笑)
スティーブ・ジョブズ最期の言葉
が出てきました。
 

ワシントンポストや、
ニューヨークタイムズで扱われています。
 

彼の血縁の姉である
モナ・シンプソンが語っています。
 

最期を家族で見守る中

『最初は妹のパティを見て、
それから自分の子供たちを長い間見つめ、

それから人生の伴侶であるローレンを見て、
その後、彼らの肩越しに云った
ジョブズの最期の言葉は
 

「OH WOW.OH WOW. OH WOW.」
 

でした。』
 

と。
 
 
「OH WOW。 OH WOW。 OH WOW。」
  

私はこの物語の方が
ずっと感動します。

彼が何を見てその言葉を発したのかは
わからない。
 

だけどなにか神秘的なもの、
本質的なものに目覚めた瞬間では
なかったのか、

と勝手に想像しています。

 

さて例のジョブズの最期の言葉
とされた文章はすでに
広告つきでYouTubeにアップされています。
 

私が最初に見た
Facebookのポストはすでに、
 

17919 いいね!がつき、
7712人 の方がシェアされていました。
 
(2015年11月)
 
 

私のFB友達、
実際の知人達も何人もがいいね!
やシェアをしており、
 

ついに黙っていられなくなり(笑)
朝からこれを書きました。
  

だからと云って
これがジョブズの言葉ではなかった、
という証拠もないのでは
ありますが、、 
 
 
ネットでさらに調べた限り、
ジョブズは人工呼吸器をつけていない、
 
病院で亡くなっていない、
 
 
 
など事実だけを見ても、
偽物だと言っていいでしょう。

 

 
一杯のかけそばは、お好きでしたか?
 
 
 

 

シェア、拡散、希望します。
 

✨ 
 
以下、Facebook拡散されたソースの方の
ウォールからのコピペです。

訳はミキさんという方だそうです。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  
STEVE JOBS Last Words - 
スティーブジョブス最後の言葉
    
I reached the pinnacle of 
success in the business world.
私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。
   
In others’ eyes, my life is an epitome of success.
他の人の目には、私の人生は、
成功の典型的な縮図に見えるだろう。
    
However, aside from work, I have little joy. 
In the end, wealth is only a fact of life that
I am accustomed to.
    
しかし、仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。
人生の終わりには、富など、私が積み上げてきた
人生の単なる事実でしかない。
   
At this moment, lying on the sick bed and 
recalling my whole life, 
I realize that all the recognition and wealth that 
I took so much pride in, have paled and become 
meaningless in the face of impending death.
  
病気でベッドに寝ていると、
人生が走馬灯のように思い出される。
  
私がずっとプライドを持っていたこと、
認証(認められること)や富は、
迫る死を目の前にして
色あせていき、何も意味をなさなくなっている。
   
> In the darkness, I look at the green lights from 
the life supporting machines and hear the 
humming mechanical sounds, 
  
この暗闇の中で、生命維持装置の
グリーンのライトが点滅するのを見つめ、
機械的な音が耳に聞こえてくる。
   
I can feel the breath of God and of death drawing closer…
   
神の息を感じる。死がだんだんと近づいている。。。。
   
Now I know, when we have accumulated 
sufficient wealth to last our lifetime, we should pursue 
other matters that are unrelated to wealth…
   
今やっと理解したことがある。
   
人生において十分にやっていけるだけの
富を積み上げた後は、富とは関係のない
他のことを追い求めた方が良い。
   
Should be something that is more important:
もっと大切な何か他のこと。
    
Perhaps relationships, perhaps art, 
perhaps a dream from younger days ...   
   
それは、人間関係や、芸術や、
または若い頃からの夢かもしれない。
   
Non-stop pursuing of wealth will only turn
a person into a twisted being, just like me.
   
終わりを知らない富の追求は、
人を歪ませてしまう。私のようにね。
  
God gave us the senses to let us feel
the love in everyone’s heart, not the illusions 
brought about by wealth.
   
神は、誰もの心の中に、
富みによってもたらされた幻想ではなく、
   
愛を感じさせるための「感覚」
というものを与えてくださった。
  
The wealth I have won in my life I cannot bring with me.
私が勝ち得た富は、(私が死ぬ時に)
一緒に持っていけるものではない。
   
What I can bring is only the 
memories precipitated by love.
   
私が持っていける物は、愛情にあふれた思い出だけだ。
   
That’s the true riches which will follow you, 
accompany you, giving you strength and light to go on.
    
これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと
一緒にいてくれるもの、あなたに力をあたえてくれるもの
あなたの道を照らしてくれるものだ。
    
Love can travel a thousand miles. 
Life has no limit. Go where you want to go. 
   
Reach the height you want to reach.
It is all in your heart and in your hands.
    
愛とは、何千マイルも超えて旅をする。
人生には限界はない。
  
行きたいところに行きなさい。
   
望むところまで高峰を登りなさい。
  
全てはあなたの心の中にある、
   
全てはあなたの手の中にあるのだから
   
What is the most expensive bed in the world? - 
"Sick bed" …
    
世の中で、一番犠牲を払うことになる
「ベッド」は、何か知っているかい? 
シックベッド(病床)だよ。
    
You can employ someone to drive the car for you,
make money for you but you cannot have someone
to bear the sickness for you.
   
あなたのために、ドライバーを誰か雇うこともできる。
お金を作ってもらうことも出来る。
だけれど、あなたの代わりに病気になってくれる人は
見つけることは出来ない。
  
Material things lost can be found. 
But there is one thing that can never be
found when it is lost – "Life".
   
物質的な物はなくなっても、また見つけられる。
   
しかし、一つだけ、なくなってしまっては、
再度見つけられない物がある。
   
人生だよ。命だよ。
   
When a person goes into the operating room, 
he will realize that there is one book that he has 
yet to finish reading – "Book of Healthy Life".
  
手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない
本が1冊あったことに気付くんだ。
   
「健康な生活を送る本」
  
Whichever stage in life we are at right now, 
with time, we will face the day when the 
curtain comes down.
  
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、
誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。
   
Treasure Love for your family, 
love for your spouse, love for your friends...
     
あなたの家族のために愛情を大切にしてください。
あなたのパートーナーのために、
あなたの友人のために。
  
Treat yourself well. Cherish others.
  
そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
他の人を大切にしてください。



 
 
とんでもなくたくさんの
人たちがこの文章に
感動しているのを 
  
 
 
Facebookなどで
見かけます。
  
 
何千、何万もの方が
シェアしているのです。
  
 
 
それは、額の多い少ないに
関わらず、
 
 
それだけ多くの人が、
お金を稼ぐために 
 
 
自分を犠牲にしているから
なのではないでしょうか?
 
 
 
 
 
 
あなたはいかがですか?
 
 

 

 

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