「カルト」

の特徴の一つは

カリスマ的なリーダーがいて、
熱狂的な信者、フォロワー
ばかりだと云うこと。

そしてリーダー、教祖、
の云うことは絶対!
 

何か自分の役にたったものを、

「いいものだから、他の人にも
勧めたい」

と云うのは人間にとって
自然な心理だが、

カルトにはまっている人の
言動はあきらかにそれを超える。

 
教祖やリーダーの下で、
自分がやっていることが
唯一素晴らしいことかのような
錯覚の中で、

熱心に他者を勧誘する。

ときにそれは悲壮感さえ
漂うことも。

教祖、リーダー側からすれば、
その行為こそが、

進化の証であるかのような
考えでフォロワーをコントロール
しようとするが、

教祖、リーダー側は、
自分のフォロワー以外の
冷静な人たちから見れば

丸見えの隠された操作の意図に、
自分でも気づいていない。

善なる目的のために、
やっている、と信じているわけだ。

そういう意味で
教祖、リーダーもまた、
自己催眠にかかったままのような状態、

もしくは、
知的には優れていても
人格障害と云っていいような人、
が、多いのではないのだろうか、

というのが
私の知識と観察から来た仮説だ。

 
かつてオウム真理教の
松本被告がそうであったように、

そのようなリーダーは、
実際本当にサイキック能力が
あったり、

人並み外れた超越的な
能力を持っていることもしばしば。

だからこそみな、
進んで洗脳されてしまうんだな。

 
さて、話は変わるが、
多くの自己啓発系のセミナーも、
実は洗脳的なテクニックを使っている。

告知文が面白かったので、
行ってみた短いセミナーなどで、
行われているそれにびっくり。

そしてほとんどの人が、
違和感なく受け入れているだけでなく、
その手法にひっかっかっては、
申込みなどしてしまっている。

興味深いことだ!

 
日本の普通の教育を受けていると、
これにひっかかりやすいだろうな、
と思う。

素直で従順であることを
半ば強いられて来たような。
 

そして乱暴に云ってしまえば、
この現代社会、
資本主義というもの自体が、

巨大なカルトと
云えないこともない。
 

そのカルトの中に暮らしながら
目覚めては違う枠組みの中で
生きるのには勇気がいる。

常に引っ掛けてくる、
引っ張ってくるエネルギーの中で、

同じ物理次元を共有しながら、
別次元に焦点を合わせてそちらを生きる、
みたいな感じか。
 

うっかりすると、
古い枠組みの方に落ちている自分に
気づいては、焦点を合わせ直す、
みたいな。
 

パラレルワールドって、
SFですんごいことみたいな印象だけど、
実は日々起きていて、

瞬間の選択によって
変化しているんだよね。
 

 
表現しきれていないけれど、
このままアップ。

コメント欄にて
言葉を足してくれる人がいたら、
大歓迎。



 
写真はトイレの鏡に向かって
一人微笑む女。
 
安心してください。

履いています。