先日、参院選の序盤予想を出したが、同時期に各紙の予想も出てた。個々の選挙区などは置いておいて、全体的に見れば、自公過半数確保。改憲勢力(自公お日)で2/3も視野という見解は新聞も自分の予想も一致している。

勿論、選挙当日2/3の攻防戦が最注目点なのだが、個人的に注目しているのは公明党と共産党のどちらが比例票で上回るかである。


数年前なら全く比較にもならなかった。しかし、ここ数年急速に共産党が党勢回復し、今回の参議院選挙では改選数3に対し、2桁議席獲得も見えてきた。


一方、公明党も自公連立以降安定した力を見せ、今回も改選数9に対して上積みはほぼ確実な情勢だ。


今回改選の対象となる2010年の参院選では公明党が約736万票に対して、共産党は約356万票と2倍以上の差をつけられていた。

それが、2014年の衆院選では公明党が約731万票とほぼ横ばいに対して、共産党は約606万票と大きく票を上積みしてる。


また各都道府県毎にみていくと公明党の39勝、共産党の8勝となってる。


公明党が共産党に大きく水を開けた都道府県は茨城、栃木、千葉、静岡、大阪、兵庫、岡山、広島、山口、福岡、長崎、熊本、鹿児島で5万票以上突き放してる。


一方で共産党が公明党に差を広げたのが東京と京都となってる。


現在私の予想は、公明党約706万票。共産党約689万票としてる。この票は序盤予想であり、今後の情勢で変化していく。是非、開票時にはこんなところにも注目してると選挙特番が面白くなるかもしれない。