前スレッドで、同日の第1試合を紹介したが、今回は3試合中の2試合目を。
第2試合は、花巻東高校(岩手県 東北地区代表 4年ぶり2回目)vs九州国際大付属高校(福岡県 九州地区代表 4年ぶり2回目)の対戦。
現在、メジャーリーグで活躍中の大谷翔平、菊池雄星、さらには今年ドラフト1位に名の上がった佐々木麟太郎らを輩出した名門花巻東高校に、九州で伸びてきている九州国際大付属高校がどう立ち向かうか?
九州国際大付属高校(以後、九国と省略)は先発ピッチャーが山口投手。
対する花巻東高校(以後、花巻と省略)が菅原投手。
準決勝戦と言う事もあり、ともにエース温存で臨む。
そして両校とも打順の8番にピッチャーを入れる戦略。
一緒に観戦した知人が注目したいと言っていたのが九国の1番牟礼選手。
自分は、花巻の4番古城選手か。
実は、かつて日本ハムファイターズや読売ジャイアンツでスーパーサブとして活躍した古城茂幸氏のご子息。
この日、自分の左横に知人が座り、その左が通路で、通路を挟んで知人の左斜め上に、なんと!かつてのヤクルトスワローズのエースだった松岡弘氏が!!
現在、花巻東高校の女子硬式野球部の特別コーチをされていた。
さて、試合は序盤から動く。
2回表、花巻優勢の展開に。
連続死球~セーフティスクイズ~押し出しと、なんと無安打で2点先制。
2-0ではあるが、なんか勢いで花巻のペースで進むのかな?などと思っていたら、3回裏の九国攻撃時にいきなり3連打満塁。
ここで、2番平間選手が押し出し進塁、続く3番吉田選手の犠飛で、九国2-2と追いつく。
このクラスの準決勝ながら、内容が今ひとつ伴ってないような…。
時々左隣の知人が吹き出したり、笑いをこらえたりしている…自分の席からははっきり聞こえないが、どうやら前述の松岡元投手の解説(?)ボヤキ(?)が相当面白いようだった。(笑)
で、試合はこの後、思ってもみないシーソーゲームに突入していった。
3回裏に九国が1点追加し3-2と勝ち越すと、花巻が6回表に9番田中、1番戸倉2選手の連打で追いつき3-3に。
さらに、もう1点追加し4-3と花巻勝ち越しとなると、ここで九国がエース渡邉クンをマウンドに。
2死2塁で打席には4番古城クン。
すると、渡邉投手の落球で出塁し、その間にランナー生還し5-3と花巻さらに加点。
いきなりエース登板するも点を取られる展開に。
その裏、九国の攻撃時、1死1、2塁のところで、花巻もエース萬谷投手をマウンドに送る。
ここで打席には九国のエース投手渡邉クン。
するとライトへタイムリー・ツーベースを放ち、1点追加で5-4と追いかける九国。
続く9番柴原選手が、2、3塁からセンターへのタイムリー・スリーベース・ヒットを放ち6-5と逆点!
さらにもう1点追加し7-5と九国が優勢に。
ここで客席の松岡氏が「どっちもエースが出て来てグチャグチャじゃねえか!」と。(笑!)
前述のシーソーゲームは続きます。
7回表の花巻攻撃時。
1死3塁で、途中出場の8番泉選手がタイムリー・スリーベースで1点追加し、2死2塁で1番戸倉選手の打席で、城野捕手の悪送球出塁すると柴原選手が送球ミスを重ね花巻7-7の同点!
全国大会の準決勝というより草野球的な様相に…。(苦笑)
しかしながら、その裏にまだ続く。
九国が2死1、2塁で打席には7番上岡選手。
ショートへのゴロを菊池クンが後逸し出塁、その間にランナーが生還し8-7と勝ち越し!
この流れだと、8回・9回もまだ何かありそうなのだが、この日は平日で、自分は片付けなければならない仕事が1つあったので、ここで後ろ髪を引かれる思いで球場を後にした…。
第3試合の大学の部は神奈川大学が出るので応援もしたかったが。。。
結果は、このまま8-7で九州国際大付属高校が決勝戦進出を決めた。
第3試合の大学の部は、6-2で八戸学院大学が神奈川大学に勝った。
もっと言うと、本大会では、高校は九州国際大付属高校が神戸国際大付属高校に11-1という大差で優勝。
大学は青山学院大学が立命館大学に4-0の完封勝利で連覇達成!
なんだかんだ明治神宮野球大会は楽しいです!

















