関根志穂という美容師 | 代々木八幡 美容室 スプラッシュ 小林誠のブログ

テーマ:
Splash 関根志穂
みなさん、こんばんは。
代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

なんだか夜の空気に秋を感じるようになってきましたね。
あんなに猛暑だったのに、季節は変わっていきます。
有為転変は世の習いと言いますが、どんなモノやどんなコトでも移り変わっていきますね。

Splashでも、アシスタント関根志穂がいよいよカットの練習に入ります。


思い起こせば美容学校生だった志穂ちゃん(関根志穂)が私の元に面接に来たのは、美容専門学校の卒業式の三日後でした。

美容学校時代の就職活動中、志穂ちゃんはいろいろなサロンの面接を落ちて、とうとう就職先が決まらないまま卒業してしまったのです。
ちょうどSplashでは新卒スタッフを募集してもなかなか良いご縁が無くて困っているところでした。

そんな時、ある人の紹介でSplashに面接に来たのが志穂ちゃんでした。
面接中も特別自分をアピールする事も無く、声も小さく、何事にもまるで自信が無いような子で、私の質問にありきたりな答えを言うだけでした。
自分の気持ちを言ったのは「私は着物の着付けが好きです」の一言だけだったような気がします。

「この子は大丈夫だろうか。」
私が感じた正直な印象でした。

しかし特別有名サロンでもないSplashは、美容学校生が面接に来てくれるだけでも有り難い状態でしたので、とにかく入店してもらって成長を見守る事にしました。
今から2年前の春のことです。


その面接は卒業式の後でしたので、急に就職先が決まった志穂ちゃんは、私が紹介した不動産屋で住む家を探して、急きょ埼玉県の実家を出て一人暮らし、そしてすぐに就職と本当にバタバタでした。


サロンに新卒入店した志穂ちゃんは、毎日のように泣いていました。
それは仕事が嫌だったとか、辛かったということではなく、急な環境変化とホームシックで精神的に不安定だったからでした。
無表情で感情表現も不得手で、スタッフ達もお客さまも全員がいつも心配していました。

そんな志穂ちゃんですが、仕事に対してはとても真面目で、言われたことは素直に必ず最後までやりましたし、絶対に手抜きはしない姿勢に私は好感を持っていました。

先輩スタッフ達は志穂ちゃんに対して、新人としての躾け、社会人としての常識、掃除、挨拶などの指導に熱心でした。
特に店長tomoneは、志穂ちゃんの事でいつも頭を悩ませていました。


私は、ことあるごとに志穂ちゃんと一対一でお話しをしました。
話の内容は、志穂ちゃんの本心の中にある優しさや思いやり、そして人に対する光の想いなどの内容だったと記憶しています。

そして、当時はスタッフ達を集めて一回30分程度の私の「お話し」を毎日のようにしていました。
お話しの内容は、お説教です。
お説教と言っても怒っているわけではなく、人としての心を教え諭していたのです。
今思えば、私の拙い話をスタッフ達はあくびを我慢しつつも、よく聞いてくれたと思います。



それから1年が経過した頃。
私は志穂ちゃんにこう言いました。

「これからの美容業界は志穂ちゃんのような美容師がお客さまから求められるんだよ」
「必ず志穂ちゃんの時代が来るからね」

入店当時は無表情で感情表現も不得手で、スタッフ達もお客さまも全員が心配してしまうような子に、なぜ私はそんな事を言ったかというと・・・

志穂ちゃんに接してもらったお客さまなら、この感覚をわかって頂けると思うのですが。
とにかく癒し系で心地良い雰囲気を持っているのです。
そして、けっして自分を飾らず謙虚、人の悪口を言わず、愚痴も一切言わない志穂ちゃん。

今の志穂ちゃんは、さすがにしっかりして来て、入店当初のあどけなさは無くなってきました。
しかし、まだまだ荒削りでもう一段階も二段階も上がっていかなければならないです。
私はこれからの時代は、志穂ちゃんのような美容師がお客さまから必ず必要とされる。と信じています。

そして志穂ちゃんのことを信頼しています。



先日志穂ちゃんから「今度の定休日から私にカットを教えてください。」と言われました。
入店当時は毎日泣いていたけど、Splashに入って三年目になると心が立派になってきます。
やっと私の出番が来たと思うと嬉しさが込み上げてきます。

今まではtomone店長や由梨子ちゃん、ゆっかちゃんが志穂ちゃんに技術的な事を教えていましたが、やっと私の出番です。
やっとです。
待ってました!

私が個人的にマンツーマンでカットを教えます。
そして、一人の人間としての心を教えます。
これからの美容業界を背負っていく世代の美容師を心を込めて育成していきます。



志穂ちゃん、一言だけ言っておくね。

基本的な技術はね、心と身体で覚えること。

目的は「できる、できない」ではなく「売れる、売れない」でもなく。
まず最初に目の前や周りの人達に喜んでいただくこと。
そうすれば、必ず後でできるようになるし売れるようになる。

感謝を忘れずに。
信頼を忘れずに。
利他の精神を忘れずに。
愛を忘れずに。

そんな風に考えれば目標もはっきりしてくるでしょ?



久しぶりにブログを書いたから取り留めの無い文章で長くなっちゃった(^^;;
それでは、また!

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