秋の味覚といえば「さんま」です。さんまは漢字で書けば「秋刀魚」。中国語でも「秋刀魚」です。もちろん台湾でも「秋刀魚」です。秋刀魚という漢字はどう考えても和製当て字熟語だと思うのですが、おそらく台湾や中国では日本の秋刀魚という漢字を逆輸入したのだと思います。お料理としても、秋刀魚の塩焼きって、日本の庶民の味覚を代表する料理ですから、「秋刀魚」という漢字を含めて、魚のさんまも、お料理も、日本から台湾、中国に渡ったのだと思います。あんまり、中華料理でさんまを使った料理というのも思いつきませんから。
なぜ、突然さんまなのかというと、日経新聞の春秋というコラムに秋刀魚と周杰倫について書いてあったからです。このことは、台湾に興味のある人たちの間ではずいぶん話題になりました。2011年10月6日付の日経新聞の春秋に書かれていたのですが、お堅い日経新聞にジェイ・チョウ(周杰倫)の記事と、すぐに話題になったみたいです。私も華流(韓流の台湾版)ファンの方から教えてもらいました。すぐにネットで調べて、記事は読んだのですが、それ以外にも、このことをブログなどに書いている人たちの文章がいっぱい見つかりました。
春秋の一部を引用しますと、
『中国語で秋刀魚というと思い浮かぶのは「七里香」という歌だ。ジェイの愛称で知られる台湾のシンガーソングライター、周傑倫が2004年に発表した代表作の一つ。「秋刀魚の滋味」を「初恋の香り」とうたう。なんとも優しく、ユーモラスな恋の歌で、繰り返し聞いても飽きることがない。』(10月6日日本経済新聞朝刊より)
初恋の味が秋刀魚の味というのも、なかなか理解しがたいところがありますが、ジェイの歌詞では、「秋刀魚の味は猫も君も知りたがっている。僕たちはこんな風にして初恋の香りを思い出すんだ」となっています。(遠藤賢治の「カレーライス」も「君も僕も猫も」好きなカレーライスの歌でした。)
結局、今日は何を書きたかったのか、意味不明の文章になってしまいました。引用した春秋も、もう一つ意味不明だし、ジェイ周杰倫の歌詞もやっぱり意味不明です。(読解力が足りない) 読んでる皆さんには、もっと意味不明でしょう。ごめんなさい。
(注)ジェイ・チョウ周杰倫は台湾で一番人気のある(稼いでいる)歌手。おそらくアジアでも一番稼いでいる歌手で、中国語圏では知らない人はいない。
「七里香」は沈丁花のこと。秋刀魚の香りが七里香るのではなく、沈丁花の花の香りが七里香ります。
「七里香」のミュージックビデオはYouTubeなどで簡単に見ることができます。一度見てみてください。このビデオ、どう見ても日本のどこか田舎の方で撮影したものです。