自分の想いと相手の想いは違うものですよね。
自分は本気で相手のためにしている行為でも
物によっては相手を怒らせてしまうことがあります。
例えば、自己宣伝行為。
自分の商品は素晴らしいんだ。
これを買ってくれれば、あなたを絶対に幸せにする自信がある。
このように心から良いと商品を売ることはセールスマンにとっては正義であり、
むしろ売らなければ、本来は幸せになるはずだった人間の幸せを奪った行為になる。
この考えはビジネスを行う人間であれば基本中の基本です。
（あ、もちろん禁止されている行為はダメですよ 笑）
逆に心の底から素晴らしいと思えるもの以外を
絶対に売ってはいけません。
相手のためになるものだけを売る。
自分の利益は二の次です。
そうすれば信頼が得られ、
その後も自分の商品は買ってもらえるようになります。
自分の利益を考えないことが
のちのち、自分にとっての大きな利益に繋がります。
だからこそ、本当に素晴らしい商品を宣伝する。
本当に素晴らしい考え方を宣伝する。
これは「セールスマンにとっては」素晴らしい行為なんです。
ただ、逆に売られる側の人間は
「本当に素晴らしいものしか紹介するつもりは無い」
というセールスマンの意思を知ることはありません。
どうせセールストークだろ、
どうせ口先だけだろ、
と「消費者にとっては」迷惑行為になってしまうわけです。
これはお互いに一歩ずつ歩み寄れば
すぐに納得できるはずなんですが、なかなかできない。
お互いに自分の見えている世界や自分の感覚が正解だと思い込んでいるからです。
この辺りは、名著「７つの習慣」などにも書いている
ビジネスとも関係なく素晴らしい考え方です。
自分の意にそわないだけで相手をバカだのアホだの言う行為は成長の可能性を
狭めるので、避けた方が良いように思います。
相手は何故、こう言う行為をしているのか、
相手は何故、こんなことを言っているのか、
これらを自分の都合の良いように捉えるのではなく、
むしろ相手の視点から捉えてみてはどうでしょうか？
今まで見えてこなかった考え方や世界が
見えてくることがあります。
僕自身も単なる消費者側だった時期と今では
感覚が大きく異なっています。
今までは嫌い、うざいという一言で
片づけていたことを考え直せるようになりました。
つまり、とにかく相手をマイナスの目線で見ることをやめるんです。
とにかく相手を好意的に見て、その上で自分の意見を追加する。
そうすることで、今まで見えていなかった世界が見えると思っています。
僕としては、これは成長だと思っています。
あなたにとっては、どうなのか？
それは僕ではなく、あなたが決めることです。
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