スイート | 群青ハルジオン

スイート

大好きだった先輩から1年ぶりくらいにメールが来た。




営業だった。


彼は今携帯電話の会社で営業をやっていて、それはものすごい業績を上げていると聞いた。


なんとなく、そういう用件かとは思っていたけど。






ああ、あなたのメールにどれだけ喜んだか。

聞き覚えのある、彼だけの着信音とイルミネーション。





すべてを無に帰すように、断りの返信を送る。





さようなら、あの時の私たちは、もういないのだ。