脚をドゥバンに上げた際

「背中を丸めないで!」

と注意され…

踊っている時に

「お腹を前に出さないで!」

と注意され…

でも、でも、幼児クラスから背中を丸めて長座して




お腹を前に出してえびぞり


この練習を床で毎回していたら、それは小学生の頃には立派な「猫背」「お腹ベロ〜ン」になると思いませんか?

「え?でも柔軟性が必要だからでしょ?」

と思われた方は、下記のブログを読んでくださいね。

視点を変えたら、わかります。

例えば長座。


上半身だけ見ると?

バレエでこんな上半身、ありますか?



えびぞりも視点を変えてみると…

こんなにお腹を前に出して、腰椎を折ってピルエット回りますか?


「長座前屈」「えびぞり」「開脚」

この華麗なる(?)幼児定番3点セットは、私も子供の頃から散々やらされました。

そして、それをやることでハムストリングスが柔らかくなり、アラベスクもあがる、と信じられてきました。

しかし身体の仕組みを勉強すればするほど

「それは違う!」

と理解出来るようになります。

脚をドゥバンに上げたくて、と言うのであれば、脚を60度以下か以上では骨盤の位置が変わり、90度以下か以上では使われる筋肉は変わってきますし、まして背中が丸くなり、骨盤がタックした長座では坐骨から膝関節を越えているハムストリングスは正しく伸ばされてもいないし、ハムストリングスは3つあるので伸ばす角度で伸びる場所も変わる…

アラベスクを「腰から折るな」「お腹を出すな」と言っておきながら、腰椎に乗っかるえびぞりを毎日しているのも「あれ?そもそもおかしいぞ」と気付きますし…

子供達がいつまで経っても上達しないとか、大人からバレエを始めてもいつまでもテクニックが安定しない、などなど…

それは上達と真逆の事をしていないだろうか?

と「矛盾を考えてみること」により、意外と正解は身近にあるのがわかります。

別に長座をしなくても、脚は前に上がりますし。


別にえびぞりしなくても、脚は後に上がります。


「今までそうやってきたから!」

と頑なになるのではなく、視点を変えてみたら望んでいるものが意外と簡単に手に入るかも知れないですよ!

その視点を変えたければ→check! してみてください。

左右木健一