昨日は台風のなか、マダムバレエグランプリ2018が開催されました。

私は昨年に引き続き、審査員を務めさせて頂きました。

台風で首都圏の電車がストップするということで、表彰式もキャンセル。参加された皆様には非常に残念だったことと思われますが、亀有リリオホールも退館をしなくてはいけなかったり、同じ建物にあるショッピングセンターも閉館。かなり切羽詰まった危険性を感じましたので、安全確保の為には正しい選択だったと思います。

たぶん参加された方は、審査員の総評を期待されていた方もいらっしゃったはずですので、こちらのブログにてお話しさせて下さい。


昨年同様、ランウェイ部門から始まり、参加者の皆様のバレエ愛を感じることが出来、非常に楽しませて頂きました!

バレエの技術面に関して言えば、本当に時間のかかることですし、初舞台の方や、初めてヴァリエーションを踊られる方もおられたはずですから、1日2日で改善は難しいと思います。

技術面は、日々地道に努力することと、時間をかけて、焦らずにコツコツとレッスンをすれば必ず身を結ぶと思いますので、ぜひ焦らずにのんびりとレッスンに励んでくださいね。

一方で、いますぐにでも改善出来ることがございます。

それが

シニヨンとポアント。

今回もシニヨンの結い方が気になりました。

後れ毛が出ていたり、頭の形に沿わずにお団子が飛び出ていたり、小さすぎたり、大きすぎたりして…たぶん普段からシニヨンを結う機会がないとは思うのですが、ぜひ普段のレッスンから、ポニーテールの位置、ゴムやピンの選び方、髪が短い場合は付け毛もありますし、頭のラインがよく見えるように、ぜひ工夫してみて下さい。鏡で横から、後ろから、場合によっては誰かにチェックしてもらうだけの気合いは必須だと思います。

そして、マダムさんに限らず、毎回コンクールで気になるポアントのリボン。

リボンが出ているのは、まず論外ですが、そのような方はいなくて良かったです(ヒモは出ているかたはいましたが)

結んだ後に、リボンが長いために、余ったリボンの結び目を押し込んでいて足首がボコッと出ている方がたくさんいらっしゃいました。リボンはカットして足首におさめれば、スッキリと綺麗な足首に見えますから、ぜひ指導者の先生に結び方を教わって下さい。


以上が、私が表彰式で述べたかったことです。

シニヨンとポアント。

よくよく考えたら、頭と足。ここに気合いを入れたら絶対にトータルバランスで美しくなるはずだと思いませんか?

これはマダムさんだけに限らず、コンクールに参加する子供たちも同じです。

足先で表現するためには、頭を使わないといけない。その「頭と足」を真剣に整えるだけで、たぶん踊りは何倍も良くなる!と私は考えています。


審査員の志賀育恵先生、永橋あゆみ先生と。


楽しく審査させて頂きました!
皆さまの「バレエ愛」が益々深まりますように!

左右木健一