昨日のオープンクラスの模様。

月謝制の大人クラスではありません。オープンクラスです!いかがですか?


こんな感じです。スローでしょう?
この日もジャンプやピルエット…なしでした。しかし絶対的に上達されていると思います!



私は仙台で「大人バレエ」を初めて指導したのですが、その昔レギュラーで週1回クラスがあったのですが、だんだん私が忙しくなり、レギュラーでは指導出来なくなったのと、やはり大人の皆さんですから会社があったり、子育てや介護の問題、様々あるので欠席が続いていたりしたので、クラス自体を廃止。

もう少し指導側も受講側も負担なく出来ないか?と思っていたところに、カルチャーセンターから

「バレエを指導して頂けませんか?」

と依頼されて、指導することに。しかしそこのカルチャーセンターが廃止になり、もう一つのカルチャーセンターも床のコンディションがバレエ向きとは言えず(カルチャーセンターは、社交ダンスやヒップホップなどが一緒なので、床はバレエ向きには作られていません)

「それならスタジオでもう一度、大人バレエを指導してみよう」

となり、現在の形になりました。

1999年に月謝制の大人バレエがスタートしたので、期間にしたら約19年…

この19年の間に劇的に「大人バレエ」も変化してきたと思います。

大人バレエのトウシューズ問題。

これはこちらの記事にも書きましたが、オープンクラスをハシゴするのも、ポアントを早期に履く(大人の方でしたら、年齢とかではなく、バレエを始めてまだ数年なのにポアントを履いてしまう危険性)のも

「大人だし…大人だから…」

という言葉のオブラートに包まれてもう何年も前から問題視されていませんでした。

「趣味だから」

の名目のなか、そのスタンスはどうなのだろう?と危惧していましたが、ここに来て明らかな変化が見られております。

まずは情報量。

以前でしたら

「大人の私たちが舞台に立てるなんて」
「バレエ団のスターさんたちに指導してもらえるなんて」
「ヴァリエーションを指導してもらえるなんて」

と言ったワクワク感と特別感のなか、大人の方も生き生きしていたはずです。

しかし、いまは誰でも舞台に立てますし、バレエ団のスターさんどころか、海外の有名な先生にも当たり前に習え、ヴァリエーションにいたっては、コンクールにもエントリー出来る。

…さて、ここまで読まれて、お気づきになりましたか?

子供たちのコンクール問題と直結してるんです。

開かれすぎた扉 が、良い方向にも(残念ながら)悪い方向にも向かっています。

大人バレエブームのようなただの「ブーム」は、もうそろそろ下火になり、本当の意味でバレエを習う方が増えてくるはずです。

きっかけが

「ちょっとバレエを習うなんて、かっこいいでしょ」

みたいなのは、もちろんアリだと思います。

しかし、ファッション感覚でバレエを習う率が異常に多くなったため、別に大人でバレエを習うのは珍しくもなんともなくなりました。

大人バレエの変化…子供たちの環境と本当に似ています。

バレエを「習う」

という行為が、ただの「ファッション」「ステータス」「見栄」にならないように、指導する側も一本筋を通すべきだと、自分自身に言い聞かせています。

左右木健一