もうすぐジャパンバレエコンペティション(JBC)が名古屋で開催されます。

開催前にJBCのQ & A に記載されている素晴らしい内容を、皆様にも是非読んでいただきたいので、ご覧ください。


Q )バレエシューズとトウシューズではどちらが有利ですか?

どちらが有利という事は全くありません。審査員の先生方は、バレエシューズでもきちんと身体が引きあがっているか、柔らかく指先を使えているか、トウシューズを履いても問題はないかという観点でポワントの項目を審査されます。体の準備ができていないのに無理にトウシューズを履いてひざが曲がる、引きあがらない、ポワントが使えていない、となる場合はその項目の評価が下がる場合があります。指導者の先生の方針に沿ってご出場ください。


「うちの娘、トウシューズを早く履かせたいので、履けないなら移籍します」

とスタジオを移籍する親御さんの話も、よく聞きます。

以前も話しましたが「移籍」は個人の自由です。

そして「ポアントを履ける基準」が、日本では曖昧で、しかも小さな頃から履いていても現在立派に踊られてるプロの方はいますから…なかなか

「履いてはいけません!」

と、強く言えない現状もあります。

しかし…

もう昔とは基準が違う。

ただ単にポアントを履き、ただ単にコンクールに出て、ただ単に留学して、ただ単に踊り続ける時代ではなくなってきているのは事実。

昔ながらの「伝統」「風習」が一気に変わることは難しいとは思います。

なぜなら指導者自身のプライドを全て捨てなくてはいけないですから。

それまでポアントを履かせることを「まだ早いのではないか…」と思いつつも、親御さんのリクエストに「NO!」と言えず、ついつい履かせてしまいました、みたいな話もよく聞きます。

しかしYAGPのレクチャーで語られていることは、まさに事実であり、その事実を受け止めて方針を変えるか、いままで通り

「どうせ中学生でバレエやめるんだから、はやくポアント履かせてよ」

という親御さんのリクエストに「YES」と答え、従来の日本の指導法と、従来の日本のコンクール審査基準が通ずる環境に身を置くか…

何度も言います。

移籍も自由。ポアントを幼少期から履くのも自由。

しかし「自由」に付随するリスクを負って、それにまつわるトラブルを責任転嫁は出来ません。

全ては「自己責任」

ひとりひとりが、深く考える時期に来ています。

ターニングポイントです!

私もその1人です!


あ、写真はその「ターニング・ポイント 愛と喝采の日々」に出演していた、私の上司。ダニエル・レヴァンス先生。お亡くなりになりましたが…

そう、ターニング・ポイントの時期です!

何かが劇的に変わる予感がします!

左右木健一