様々なコンクールが開催されておりますが、バックグラウンドが全く違う受賞者たちが、異国の地で数週間クラスを受け、コーチングを受け、リハーサルをして、舞台に挑めるのは、JBC(ジャパンバレエコンペティション)くらいではないでしょうか?

先程、動画がアップされていました。矢頭早弓先生のご指導の声が聞こえます!


JBCの審査員を初期から務めておりますが、私達審査員が望むのは、これなんです。学びの場を提供して、ひとつの作品を受賞者が集まり上演できる機会を与えていくこと…


私がJBCで進呈したキーロフアカデミーのサマーインテンシブ参加権でワシントンに5週間行ってきた子供たちからもお礼のお手紙を頂きました。


このように、コンクールの在り方も変化しつつあります。

受賞することは喜ばしいことです。スカラシップや入学許可を進呈するコンクールも最近は多いです。しかし、アフターケアをするコンクールは少ないかな?と思います。

コンクールで秀でた子供たちが、どのような道に進んでいくべきかの「教育」に関して、まだまだ発展途上の段階のような気がします。

従来の

「採点して、表彰式で賞状を授与して、はい、終わり」

のコンクールが悪い、とは言いませんが、これだけ国内でコンクールが盛んな場合、もし

「将来に繋がる学びの場を…」

と考える親御さんがいらっしゃる場合は、色々と
リサーチされても良いか?と思います。

以前にも書きましたが、コンクールは

「情報交換の場」
「新しい出会い」

の場として活用しようと思えば、いくらでも出来るんです。

この間のバレエスーパーガラにしても同じ。
経歴を見たら、出演者ほぼ全員がコンクール経験者でした。


同じ苦労をしてきた者にしかわからない感情があります。

まだまだ夏のコンクールシーズン、続いていますが、ステキな出会いがあります様に!

左右木健一